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acapy package (Python bindings for AVALDATA AcapLib2 )

Project description

acapy package (Python bindings for AVALDATA AcapLib2 )

Index

Installation

pip install acapy

Requirment

  • AcapLib2 (AVALDATA SDK)
  • numpy
  • Pillow

※サンプルの実行にはOepnCVが必要になります。

LICENSE

BSD 3-Clause License

Copyright (c) 2021, AVALDATA
All rights reserved.

Redistribution and use in source and binary forms, with or without
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1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this
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CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY,
OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE
OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

AcaPy Class

AcapLib2をPythonから使えるようにしたクラスです。

Examples

Snap sample

画像1枚を繰り返し取得します。 高速に画像を連続取込する場合は、Grab sampleを参照下さい。

import sys

import cv2
import acapy

# AcaPyクラスのインスタンス
capture = acapy.AcaPy()

if capture.is_opened == False:
    # キャプチャボードが見つからないときは終了
    del(capture)
    sys.exit(0)

# iniファイル(ボード設定ファイル)の読込
# iniファイルは実際に使用するカメラ用のファイルを指定してください。
capture.load_inifile("./AreaSensor_mono.ini")

while(True):
    # 画像を1枚取得
    ret, frame = capture.snap() # カラーのときはBGR(OpenCVのMatと互換)
    # 画像の表示
    cv2.imshow ("Image", frame )

    if cv2.waitKey(1) > 0:
        # キー入力待ち
        break

cv2.destroyAllWindows()

Grab sample

連続的に画像を取り込みます。

import sys

import cv2
import acapy

# AcaPyクラスのインスタンス
capture = acapy.AcaPy()

if capture.is_opened == False:
    # キャプチャボードが見つからないときは終了
    del(capture)
    sys.exit(0)

# iniファイル(ボード設定ファイル)の読込
# iniファイルは実際に使用するカメラ用のファイルを指定してください。
capture.load_inifile("./AreaSensor_mono.ini")

# grab(連続画像取込)の開始
capture.grab_start()

while(True):
    
    # 前回のフレームの次から今回のフレームまでを取得
    ret, frames, count, frame_no = capture.read_frames()# カラーのときはBGR(OpenCVのMatと互換)
    if ret < 0:
        # 画像メモリの上書きが発生している
        # iniファイルのUSER_MEMORY_NUMの値、もしくはAcaPyクラスのmem_numプロパティの値を大きくすること
        pass
    elif ret == acapy.AcaPy.ERROR:
        # フレームエンドのタイムアウト発生時、Grabのループ停止
        break
        
    # 最後に取得した画像を表示
    cv2.imshow ("Image", frames[count - 1] )

    if cv2.waitKey(1) > 0:
        # キー入力待ち
        break

# grab(連続画像取込)の停止
capture.grab_stop()

cv2.destroyAllWindows()

Constructors

ボード番号、チャンネル番号を指定して、画像入力ボードをオープンします。 実際にボードがオープン出来たかどうかは、is_openedプロパティで確認してください。

def __init__(self, board_id: int = 0, ch: int = 1, debug_print: bool = True):

パラメータ

名前 説明
board_id int 0以上のボード番号を指定します。
ch int 1以上のチャンネル番号を指定します。
debug_print bool Trueを指定した場合、AcaPyクラスメソッドにエラー等が発生した場合、コンソールにエラー情報が表示されます。Falseを指定すると何も表示されません。

Properties

プロパティの値は、値を設定後、refrect_param()メソッドを実行すると設定が画像入力ボードに反映されます。 refrect_param()メソッドを実行し忘れた場合、grab_start()メソッド内でrefrect_param()メソッドが実行されます。

Properties Descriptoin Get/Set ini parameter
acaplib2_version AcapLib2のDLLバージョンを取得します。 ●/-
a_cw_ccw エンコーダA相の回転方向を取得します。 ●/-
b_cw_ccw エンコーダB相の回転方向を取得します。 ●/-
bayer_enable ベイヤー変換の有効/無効を取得・設定します。 ●/● USER_BAYER_ENABLE
bayer_grid ベイヤー変換開始位置のパターンを取得・設定します。 ●/● USER_BAYER_GRID
bayer_input_bit Bayer画像のBit数を取得・設定します。 ●/● USER_BAYER_INPUT_BIT
bayer_lut_data 編集するLUTデータ配列(リスト)を取得・設定します。 ●/●
bayer_lut_edit BayerLUTの編集を開始・停止します。 ●/●
bayer_output_bit Bayer変換後のBit数を取得・設定します。 ●/● USER_BAYER_OUTPUT_BIT
board_bit ボードで確保する画像用メモリのビット幅を取得します。 ●/- USER_GRABBER_BIT_DEPTH
board_id 初期化されたボードIDを取得します。 ●/-
board_error ボードエラーを取得・クリアします。 ●/●
board_name 初期化されたボード名を取得します。 ●/-
board_temp 基板温度を取得します。 ●/-
buffer_zero_fill 初期化時にバッファをゼロクリアするかを取得・設定します。 ●/●
camera_bit カメラから入力する画像のビット数を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERA_BIT_DEPTH
camera_state カメラの接続状態を取得します。 ●/-
capture_flag キャプチャ状況を取得します。 ●/-
cc_cycle CC信号の周期[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_CYCLE
cc_cycle_ex CC信号の周期[100nsec]を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_CYCLE
cc_delay CC信号の出力遅延時間[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_CC_DELAY
cc_enable CC信号出力の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_ENABLE
cc_out_no CC信号の番号(1~4)を取得・設定します。 ●/● USER_CL_CC_OUT_NO
cc_polarity CC信号の論理を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_POLARITY
cc1_polarity CC1信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/● USER_CL_CC1_POLARITY
cc2_polarity CC2信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/● USER_CL_CC2_POLARITY
cc3_polarity CC3信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/● USER_CL_CC3_POLARITY
cc4_polarity CC4信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/● USER_CL_CC4_POLARITY
cc_stop 画像入力停止後、CC出力を行うかの設定を取得・設定します。 ●/● USER_CC_STOP
cancel_initialize 初期化と内部バッファ確保の設定を取得・設定します。 ●/● USER_CANCEL_INITIALIZE
ch 初期化されたチャンネル番号を取得します。 ●/-
channel_num ボードの総チャンネル数を取得します。 ●/-
chatter_separate 外部トリガ検出無効時間の設定方法を取得・設定します。 ●/● USER_EXTERNAL_TRIGGER _CHATTER_SEPARATE
count_cc CC信号の出力回数を取得します。 ●/-
count_exttrig EXTTRIG(外部トリガ)信号の入力回数を取得します。 ●/-
count_fval FVAL信号の入力回数を取得します。 ●/-
count_lval LVAL信号の入力回数を取得します。 ●/-
custom FPGAカスタマイズが行われた番号を取得します。 ●/-
cxp_acquision _start_address CXP規格のAcquisitionStartのアドレスを取得・設定します。 ●/● USER_CXP_ACQUISION _START_ADDRESS
cxp_acquision _start_value CXP規格のAcquisitionStartのアドレスに指定する値を取得・設定します。 ●/● USER_CXP_ACQUISION _START_VALUE
cxp_acquision _stop_address CXP規格のAcquisitionStopのアドレスを取得・設定します。 ●/● USER_CXP_ACQUISION _STOP_ADDRESS
cxp_acquision _stop_value CXP規格のAcquisitionStopのアドレスに指定する値を取得・設定します。 ●/● USER_CXP_ACQUISION _STOP_VALUE
cxp_bitrate CXPのビットレートを取得・設定します。 ●/● USER_CXP_PHY_BITRATE
cxp_link_speed CXPのリンク速度を取得・設定します。 ●/● USER_CXP_PHY_LINKSPEED
cxp_pixel_format CXP規格のPixelFormatアドレスに指定する値を取得・設定します。 ●/● USER_CXP_PIXEL_FORMAT
cxp_pixel _format_address CXP規格のPixelFormatアドレス値を取得・設定します。 ●/● USER_CXP_PIXEL _FORMAT_ADDRESS
data_mask_lower カメラリンクポートA~Dのマスク値を取得・設定します。 ●/● USER_DATA_MASK_LOWER
data_mask_upper カメラリンクポートE~Hのマスク値を取得・設定します。 ●/● USER_DATA_MASK_UPPER
device 実装されているデバイス名を取得します。 ●/-
dval_enable カメラデータ入力時のDVAL信号参照の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_DVAL_SIGNAL_ENABLE
encoder_abs_count エンコーダ絶対カウンタ値を取得します。 ●/-
encoder_abs_start 絶多値エンコーダの開始/停止の制御値を取得・設定します。 ●/●
encoder_agr_count 相対位置エンコーダ使用時の一致パルス数を取得します。 ●/-
encoder_all_count 相対位置エンコーダ使用時の総カウント値を取得します。 ●/-
encoder_compare_reg_1 エンコーダ比較レジスタ1の値を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER _COMPARE_REG_1
encoder_compare_reg_2 エンコーダ比較レジスタ2の値を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER _COMPARE_REG_2
encoder_count エンコーダ相対カウンタ値を取得します。 ●/-
encoder_direction エンコーダ入力パルス方向を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER_PULSE
encoder_enable エンコーダの有効/無効/使用方法を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER_ENABLE
encoder_mode エンコーダ動作モードを取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER_MODE
encoder_phase エンコーダ入力パルス選択を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER_PHASE
encoder_start 外部トリガをエンコーダで使用する方法を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER_START
encoder_z_phase エンコーダ起動にZ相を使用するかの設定を取得・設定します。 ●/● USER_ENCODER_Z_PHASE
exposure CC信号の出力幅(露光時間)[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_WIDTH
exposure_ex CC信号の出力幅(露光時間)[100nsec]を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_WIDTH
express_link PCI-Expressバスに接続されているリンク幅を取得します。 ●/-
external_trigger_chatter 外部トリガ検出無効時間[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_EXTERNAL_TRIGGER _CHATTER
external_trigger_delay 外部トリガ検出遅延時間[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_EXTERNAL_TRIGGER _DELAY
external_trigger_enable 外部トリガに使用する信号選択を取得・設定します。 ●/● USER_EXTERNAL_TRIGGER _ENABLE
external_trigger_mode 外部トリガを使用してCC信号を出力する方法を取得・設定します。 ●/● USER_EXTERNAL_TRIGGER _POLARITY
fifo_full FIFOステータスを取得します。 ●/-
fpga_temp FPGA温度を取得します。 ●/-
fpga_version FPGAバージョンを取得します。 ●/-
freq_a エンコーダA相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_b エンコーダB相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_fval FVALの周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_lval LVALの周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_ttl1 TTL1の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl2 TTL2の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_z エンコーダZ相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
gpin_pol GP_INのレベルをBit情報で取得します。 ●/-
gpin_pin_sel GP_INピン割込みピンを取得・設定します。 ●/● USER_GPIN_SEL
gpout_pol GP_OUTピンの出力レベルを取得・設定します。 ●/● USER_GPOUT_POL
gpout_sel GP_OUTピンの出力設定を取得・設定します。 ●/● USER_GPOUT_SEL
handle 初期化されたボードハンドルを取得します。 ●/-
height 画像入力サイズの高さを取得・設定します。 ●/● USER_Y_SIZE, USER_Y_TOTAL_SIZE
infrared_enable RGBIの有効/無効を取得・設定します。 ●/● USER_INFRARED_ENABLE
interval_exttrig_1 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の最新の値を取得します。 ●/-
interval_exttrig_2 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の2番目に新しい値を取得します。 ●/-
interval_exttrig_3 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の3番目に新しい値を取得します。 ●/-
interval_exttrig_4 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の4番目に新しい値を取得します。 ●/-
is_grab Grab中かどうかを取得します。 ●/-
is_opened ボードのOpenに成功したかどうかを取得します。 ●/-
line_reverse カメラから入力したラインデータの左右反転設定を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK _LINE_REVERSE
interrupt_line 1フレーム入力ライン数カウント間隔を取得・設定します。 ●/● USER_DATA_INTERRUT_LINE
lval_delay カメラから入力するLVALのX方向遅延量(clock)を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK _LVAL_DELAY
lvds_cclk_sel カメラ駆動クロックを取得・設定します。 ●/● USER_LVDS_CCLK_SEL
lvds_phase_sel 入力サンプリングの位相を取得・設定します。 ●/● USER_LVDS_PAHSE_SEL
lvds_synclt_sel SYNCLTピンの入出力を取得・設定します。 ●/●
mem_num リングバッファの画像面数を取得・設定します。 ●/● USER_MEMORY_NUM
narrow10bit_enable データ詰め転送の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_NARROW10BIT_ENABLE
pocl_lite_enable PoCL-Liteカメラ用設定の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_POCL_LITE_ENABLE
power_state カメラ電源エラー状態を取得・クリアします。 ●/●
power_supply カメラへの給電状態を取得・設定します。 ●/●
pix_shift カメラから入力するデータを右シフトするビット数を取得・設定します。 ●/● USER_PIXEL_DATA_SHIFT
reverse_dma_enable 上下反転DMAの有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_REVERSE_DMA_ENABLE
rolling_shutter ローリングシャッタの有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_ROLLING_SHUTTER _TRIGGER_ENABLE
scan_system 取込を行うカメラの種類を取得・設定します。 ●/● USER_INTERLACE_TYPE
serial_no ボードのシリアル番号を取得します。 ●/-
start_frame_no 取込を開始するフレーム番号(1, 2, 3…)を取得・設定します。 ●/●
strobe_delay ストロボ信号出力遅延時間[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_STROBE_DELAY_COUNT
strobe_enable ストロボ出力信号の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_STROBE_ENABLE
strobe_pol ストロボの極性を取得・設定します。 ●/● USER_STROBE_POLALITY
strobe_time ストロボ信号出力時間[usec]を取得・設定します。 ●/● USER_STROBE_TIME_COUNT
sync_ch 指定チャンネルの取込をどのchに同期されるかを取得・設定します。 ●/● USER_SYNC_CH
sync_lt CC信号の出力をSYNCLT入力に同期されるかどうかを取得・設定します。 ●/● USER_SYNC_LT
tap_arrange カメラ入力タップの並べ替え方法を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK _REARRANGEMENT_ENABLE
tap_arrange_x_size カメラが1ラインとして出力する総画素数を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK _REARRANGEMENT_XSIZE
tap_direction1 複数のタップ入力を行う時、Tap1の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_1
tap_direction2 複数のタップ入力を行う時、Tap2の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_2
tap_direction3 複数のタップ入力を行う時、Tap3の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_3
tap_direction4 複数のタップ入力を行う時、Tap4の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_4
tap_direction5 複数のタップ入力を行う時、Tap5の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_5
tap_direction6 複数のタップ入力を行う時、Tap6の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_6
tap_direction7 複数のタップ入力を行う時、Tap7の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_7
tap_direction8 複数のタップ入力を行う時、Tap8の入力方向を取得・設定します。 ●/● USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_8
tap_num 入力タップ数を取得・設定します。 ●/● USER_X_TAPS_PER_CH
timeout grab_stop()メソッドのフレーム入力待ちタイムアウト時間をミリ秒単位で取得・設定します。 ●/● USER_TIMEOUT1
trigger_enable CC信号出力の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_SW_TRIGGER_ENABLE
vertical_remap Y方向特殊DMAの設定/無効(0)を取得・設定します。 ●/● USER_VERTICAL_REMAP _ENABLE
virtual_comport 仮想COMポート番号を取得します。 ●/-
width 画像入力サイズの幅を取得・設定します。 ●/● USER_X_SIZE
x_delay カメラ入力のX方向遅延量を取得・設定します。 ●/● USER_X_FRONT_PORCH
y_delay カメラ入力のY方向遅延行数を取得・設定します。 ●/● USER_Y_FRONT_PORCH
y_total カメラから入力する行数を取得・設定します。
y_totalを設定する場合は、必ずwidth→y_totalの順に設定してください。
●/● USER_Y_TOTAL_SIZE

※設定値の詳細は、AcapLib2のマニュアル「SDK-AcapLib2 Library Manual for Windows(OM15018*).pdf」を参照願います。

Methods

Methods Descriptoin AcapLib2 Function
bgr2rgb(image) カラー画像のとき、BGRからRGBへ並びを入れ替えます。
count_reset() すべてのカウンタをリセットします。
cxp_link_reset() CoaXPressカメラ、ボードに対してリンクリセットを行います。
get_boardInfo() PCに接続されているボード一覧の情報を取得します。(static method)
get_encoder() エンコーダの設定を取得します。 AcapGetEncoder
get_encoder_abs_multipoint(point_no) 指定したエンコーダ絶対カウントのポイント番号の絶対カウント値を取得します。
get_external_trigger() 外部トリガの設定を取得します。 AcapGetExternalTrigger
get_frame_no() 現在の画像取得枚数(1,2,3・・・)を取得します。
get_gpout() 汎用出力(GPOUT)のレベルを取得します。 AcapGetGPOut
get_image_data(index) リングバッファのIndex番号を指定して、画像データを取得します。
get_last_error([error_reset]) 最後に発生したエラー情報を取得します。
get_line_trigger() ライントリガの設定を取得します。 AcapGetLineTrigger
get_info(value_id[, memnum]) 設定IDを指定してボードの設定値を取得します。
get_shutter_trigger() エリアセンサシャッタトリガの設定を取得します。 AcapGetShutterTrigger
get_strobe() ストロボの設定を取得します。 AcapGetStrobe
grab_abort() 画像入力を強制停止します。
grab_start([input_num]) 画像入力枚数を指定し、画像入力を開始します。
grab_stop() 画像入力を停止します。
load_inifile(filename) ボード設定ファイル(*.ini)を読込、ボードの設定を行います。
opt_link_reset() Opt-C:Linkボードに対してリンクリセットを行います。
print_acapy_values() ボードに設定されている値をコマンドプロンプトへ表示します。
print_last_error() 最後に発生したエラー情報をコマンドプロンプトへ表示します。
read([copy, wait_frame]) grab_start()後、現在のフレーム画像を取得します。
read_frames([copy]) 前回取得したフレームの次から、現在のフレームまでの画像を取得します。
refrect_param([force_execution]) プロパティで設定した値をボードへ反映させます。
save_inifile(inifilename) ボードに設定されている値をiniファイルに保存します。
serial_close() シリアル通信ポートを閉じます。 AcapSerialClose
serial_get_parameter() シリアル通信のパラメータを取得します。 AcapSerialGetParameter
serial_open([baud_rate, data_bit, parity, stop_bit, flow]) シリアルポートをオープンし、シリアル通信のパラメータを設定します。 AcapSerialOpen AcapSerialSetParameter
serial_read([asc, time_out, buffer_size, end_str]) シリアル通信コマンドを受信します。
受信バッファが空になるまで受信します。
AcapSerialRead
serial_write(write_command[, asc, start_str, end_str]) シリアル通信コマンドを送信します。 AcapSerialWrite
set_encoder(enc_enable, enc_mode, enc_start, enc_phase, enc_direction, z_phase_enable, compare1, compare2) エンコーダを設定します。 AcapSetEncoder
set_encoder_abs_multipoint(point_no, abs_count) エンコーダ絶対カウントのポイント番号を指定して、絶対カウント値を設定します。
set_external_trigger( exp_trg_en, ext_trg_mode, ext_trg_dly, ext_trg_chatter, timeout) 外部トリガを設定します。 AcapSetExternalTrigger
set_gpout(output_level) 汎用出力(GPOUT)のレベルを設定します。 AcapSetGPOut
set_info(value_id, value[, memnum]) ボードへ設定IDを指定して値を設定します。
プロパティに設定値がある場合は設定しないでください。
AcapSetInfo
set_line_trigger(exp_cycle, exposure, exp_pol) ライントリガを設定します。 AcapSetLineTrigger
set_power_supply(wait_time, value) カメラクロック確認待機時間(waite_time)をmsecで指定し、給電のON(1)/OFF(0)をvalueに設定します。
set_shutter_trigger(exp_cycle, exposure, exp_pol, exp_unitt, cc_sel) エリアセンサシャッタトリガを設定します。 AcapSetShutterTrigger
set_strobe(strobe_en, strobe_delay, strobe_time) ストロボを設定します。 AcapSetStrobe
snap([copy]) 1フレームの取込を行います。
wait_grab_start([timeout]) Grab開始を待ちます。
wait_frame_end([timeout]) 現在のフレームの入力完了を待ちます。
wait_gpin([timeout]) GPIN割込みを待ちます。
wait_grab_end([timeout]) Grab(連続入力)の完了を待ちます。

※コールバック関数は対応していません。

bgr2rgbメソッド

カラーデータのRGBの並びをB,G,RからR,G,Bへ入れ替えます。

def bgr2rgb(bgr_image : np.ndarray) -> np.ndarray:

パラメータ

名前 説明
bgr_image np.ndarray numpyのndarray形式のB,G,R順のカラー画像を指定します。

戻り値

rgb_image

名前 説明
rgb_image np.ndarray numpyのndarray形式のR,G,B順のカラー画像を取得します。

count_resetメソッド

FVAL/LVAL/外部トリガ/CC カウント回数及び、外部トリガ間隔カウンタ1~4 のカウンタをリセットしま す。

def count_reset(self) -> bool:

戻り値

ret

名前 説明
ret bool 成功時: 1
失敗時: 0

cxp_link_resetメソッド

対象のポートに接続されているカメラに対し、カメラ接続確立(再初期化)を行います。 ※カメラ設定はデフォルトに戻りますので、LinkSpeed 等カメラ設定を再度実施する必要があります。

def cxp_link_reset(self) -> bool:

戻り値

ret

名前 説明
ret bool 成功時: 1
失敗時: 0

get_boardInfoメソッド

接続されているボード情報をACAPBOARDINFOEX構造体で取得します。

AcapLib2のAcapGetBoardInfoEx相当

def get_boardInfo() -> Tuple[int, acaplib2.ACAPBOARDINFOEX]:

戻り値

(ret, board_info)

名前 説明
ret bool 成功時: 1
失敗時: 0
board_info acaplib2.ACAPBOARDINFOEX 接続されたボード情報が格納された構造体

get_encoderメソッド

接続されているボード情報をACAPBOARDINFOEX構造体で取得します。

AcapLib2のAcapGetEncoder相当

def get_encoder(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, enc_enable, enc_mode, enc_start, enc_phase, enc_direction, z_phase_enable, compare1, compare2, comp2_count)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
enc_enable int エンコーダ使用設定
enc_mode int エンコーダモード
enc_start int エンコーダ起動方法
enc_phase int エンコーダパルス
enc_direction int エンコーダ回転方向
z_phase_enable int Z 相使用設定
compare1 int 比較レジスタ1(遅延パルス設定)
compare2 int 比較レジスタ2(間隔パルス設定)
comp2_count int エンコーダカウント値
相対カウント、有効時:総カウント数
絶対カウント、有効時:絶対カウント値

get_encoder_abs_multipointメソッド

絶対カウント・マルチポイント値を取得します。

def get_encoder_abs_multipoint(self, point_no : int) -> Tuple[int, int]:

パラメータ

名前 説明
point_no int 設定するマルチポイントの番号を指定します。(0~255)

戻り値

(ret, abs_count)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
abs_count int 絶対カウント・マルチポイント値

get_external_triggerメソッド

外部トリガの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetExternalTrigger相当

def get_external_trigger(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, exp_trg_en, ext_trg_mode, ext_trg_dly, ext_trg_chatter, timeout)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
exp_trg_en int 外部トリガ 使用設定
ext_trg_mode int 外部トリガモード
ext_trg_dly int 外部トリガ 検出遅延時間 (1us 単位)
ext_trg_chatter int 外部トリガ 検出無効時間 (1us 単位)
timeout int 検出待機時間 (1ms 単位)

get_frame_noメソッド

入力フレームの情報を取得します。

AcapLib2のAcapGetFrameNo相当

def get_frame_no(self) -> Tuple[int, int, int , int]:

戻り値

(ret, frame_no, line, index)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
frame_no int 入力が完了したフレーム数を取得します。
line int フレーム内の入力が完了したライン数を取得します。
index int 最後に入力が完了したメモリ番号(1,2,3...)を取得します。

get_gpoutメソッド

GPOUTの状態を取得します。

AcapLib2のAcapGetGPOut相当

def get_gpout(self) -> Tuple[int, int]:

戻り値

(ret, dwOutputLevel)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
dwOutputLevel int GPOUT 出力設定状態を対応するBit で格納します。
0:OFF/1:ON
Bit0:GPOUT[1]ピン (GP_OUT1)
Bit1:GPOUT[2]ピン (GP_OUT2)

Bit7:GPOUT[8]ピン

get_image_dataメソッド

リングバッファのIndex番号(0, 1, 2...)を指定し、画像データを取得します。

def get_image_data(self, index : int) -> Union[np.ndarray, None]:

パラメータ

名前 説明
index int リングバッファのIndex番号(0, 1, 2...)を指定しリます。

戻り値

image

名前 説明
image np.ndarray 画像データはnumpyのndarrayで取得します。

get_last_errorメソッド

最後に発生したエラー情報を取得します。

AcapLib2のAcapGetLastErrorCode相当

def get_last_error(self, error_reset : bool = False) -> acaplib2.ACAPERRORINFO:

パラメータ

名前 説明
error_reset bool True: エラー情報をリセット
False: エラー情報をリセットしない

戻り値

error_info

名前 説明
error_info acaplib2.ACAPERRORINFO エラーの内容をACAPERRORINFO構造体で取得します。

get_line_triggerメソッド

ライントリガの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetLineTrigger相当

def get_line_trigger(self) -> Tuple[int, int, int, int]:

戻り値

(ret, exp_cycle, exposure, exp_pol)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
exp_cycle int 露光周期を1μsec単位で取得します。
exposure int 露光時間を1μsec単位で取得します。
exp_pol int 出力論理を取得します。
1: 正論理
0: 負論理

get_infoメソッド

設定IDを指定して、設定値を取得します。

AcapLib2のAcapGetInfo相当

def get_info(self, value_id : int, mem_num : int = 0) -> Tuple[int, int]:

パラメータ

名前 説明
value_id int 設定ID
mem_num int value_idの値により使用方法が異なります。
詳細はAcapLib2マニュアルのAcapGetInfo関数を参照ください。

戻り値

(ret, value)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
value int 取得した設定値

get_shutter_triggerメソッド

シャッタトリガの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetShutterTrigger相当

def get_shutter_trigger(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, exp_cycle, exposure, exp_pol, exp_unit, cc_sel)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
exp_cycle int CC周期を1μsec単位で取得します。
exposure int CC出力幅を1μsec単位で取得します。
exp_pol int 出力論理を取得します。
exp_unit int 未サポート
cc_sel int 露光信号を出力するCC 番号を取得します。

get_strobeメソッド

ストロボの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetStrobe相当

def get_strobe(self) -> Tuple[int, int, int, int]:

戻り値

(ret, strobe_en, strobe_delay, strobe_time)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
strobe_en int ストロボの有効(1)/無効(0)状態を取得します。
strobe_delay int ストロボパルスが出力されるまでの遅延時間(1μsec単位)を取得します。
strobe_time int ストロボを出力する時間(1μsec単位)を取得します。

grab_abortメソッド

画像入力を強制停止します。

AcapLib2のAcapGrabAbort相当

def grab_abort(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

grab_startメソッド

画像入力を開始します。

AcapLib2のAcapGrabStart相当

def grab_start(self, input_num : int = 0) -> int:

パラメータ

名前 説明
input_num int 0: 連続入力
1: 一画面入力
2~0xFFFFFFFF: 指定枚入力

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

grab_stopメソッド

画像入力を停止します。

AcapLib2のAcapGrabStop相当

def grab_stop(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

load_inifileメソッド

ボード設定ファイル(iniファイル)を読込ます。

AcapLib2のAcapSelectFile相当

def load_inifile(self, inifilename : str) -> int:

パラメータ

名前 説明
inifilename str iniファイルのファイル名を指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

opt_link_resetメソッド

Opt-C:Link ボードに対してリンクリセット(再初期化)を行います。

def opt_link_reset(self) -> bool:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

print_acapy_valuesメソッド

AcaPyクラスに設定されている値をコマンドラインに表示します。

def print_acapy_values(self):

print_last_errorメソッド

最後に発生したエラー情報をコマンドラインに表示します。

def print_last_error(self) -> acaplib2.ACAPERRORINFO:

戻り値

error_info

名前 説明
error_info acaplib2.ACAPERRORINFO エラーの内容をACAPERRORINFO構造体で取得します。

readメソッド

grab_startメソッドを実行後、grab_startメソッドを実行するまでの間で実行し、現在の画像データを1フレーム分取得します。

def read(self, copy : bool = False, wait_frame : bool = True) -> Tuple[int, Union[np.ndarray, None], int, int]:

パラメータ

名前 説明
copy bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。この場合、画像データが上書きされる場合があります。
wait_frame bool True: 1フレーム分の画像データ取得完了を待ってから画像データを取得します。
False:1フレーム分の画像データ取得完了を待たずに画像データを取得します。

戻り値

(ret, frame, frame_no, line)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
frame np.ndarray 取得した画像データ
カラー画像の場合、データの並びはB, G, Rとなります。(OpenCVと同等)
frame_no int grab_startから入力が完了したフレーム数(1, 2, 3...)
line int 入力が完了したライン数

read_framesメソッド

grab_startメソッドを実行後、grab_startメソッドを実行するまでの間で実行し、前回取得したフレームの次のフレームから現在取得したフレームまでの画像データをリストで取得します。

カメラのフレームレートが速い場合、取得したフレーム画像が上書きされる場合があります。 その場合、mem_numプロパティの値(リングバッファの画像面数)を大きくしてください。

def read_frames(self, copy : bool = False) -> Tuple[int, Union[List[np.ndarray], None], int, int]:

パラメータ

名前 説明
copy bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。

戻り値

(ret, frames, count, frame_no)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
データ上書き時: 上書きされた画像枚数を負にした値
frames np.ndarray 前回取得したフレームの次のフレームから現在取得したフレームまでの画像データをリストで取得します。
カラー画像の場合、データの並びはB, G, Rとなります。(OpenCVと同等)
count int 前回取得したフレームの次のフレームから現在取得したフレームまでのフレーム数
frame_no int grab_startから入力が完了したフレーム数(1, 2, 3...)

refrect_paramメソッド

プロパティで設定した値を画像入力ボードに反映します。

def refrect_param(self, force_execution : bool = False) -> int:

パラメータ

名前 説明
force_execution bool True: 強制的に実行します。
False:反映が必要な場合に、実行します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

save_inifileメソッド

ボードに設定されている値をiniファイルに保存します。

AcapLib2のAcapSelectFile相当

def save_inifile(self, inifilename : str) -> int:

パラメータ

名前 説明
inifilename str 保存するiniファイルのファイルパス

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

serial_closeメソッド

シリアル通信のポートをクローズします。

AcapLib2のAcapSerialClose相当

def serial_close(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

serial_get_parameterメソッド

シリアル通信の設定を取得します。

AcapLib2のAcapSerialGetParameter相当

def serial_get_parameter(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, baud_rate, data_bit, parity, stop_bit, flow)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
baud_rate int ボーレートを以下の値を取得します。
data_bit int データビットを取得します。
parity int パリティを取得します。
stop_bit int ストップビットを取得します。
flow int フロー制御を取得します。

serial_openメソッド

シリアル通信のポートをオープンします。

AcapLib2のAcapSerialOpen、AcapSerialSetParameter相当

def serial_open(self, baud_rate : int = 9600, data_bit : int = 8, parity : int = 0, stop_bit : int = 0, flow : int = 0) -> int:

パラメータ

名前 説明
baud_rate int ボーレートを以下の値の中から設定します。
9600, 19200, 38400, 57600, 115200
data_bit int データビットを指定します。(現在、8 のみ設定可)
parity int パリティを指定します。(現在、「0 :なし」 のみ設定可)
stop_bit int ストップビットを指定します。(現在、「0: 1bit」 のみ設定可)
flow int フロー制御を指定します。(現在、「0 :なし」 のみ設定可)

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

serial_readメソッド

シリアル通信コマンドの受信を行います。 受信はデータが空になるまで、stop_bitになるまで、タイムアウトになるまで行われます。

AcapLib2のAcapSerialRead相当

def serial_read(self, asc : bool = True, time_out : int = 100, buffer_size : int = 511, end_str : Union[str, None] = None) -> Tuple[int, str, int]:

パラメータ

名前 説明
asc bool シリアルに読込む(受信)文字のコードを指定します。
False: 16 進数(HEX)表記
True: ASCII
time_out int データビットを指定します。(現在、8 のみ設定可)
buffer_size int パリティを指定します。(現在、「0 :なし」 のみ設定可)
end_str int ストップビットを指定します。(現在、「0: 1bit」 のみ設定可)

戻り値

(ret, read_command, read_bytes)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
read_command str 受信した文字列
read_bytes int 受信したデータのバイト数

serial_writeメソッド

指定した文字コードでコマンドの書込み(送信)を行います。 AcapLib2のAcapSerialWrite相当

def serial_write(self, write_command : str, asc : bool = True, start_str : Union[str, None] = None, end_str : Union[str, None] = "\r") -> int:

パラメータ

名前 説明
write_command str シリアルに送信するコマンド
asc bool シリアルに書込む(送信)文字のコードを指定します。
False: 16 進数(HEX)表記
True: ASCII
start_str str asc がTRUE の場合に指定できます。
コマンドの開始文字列(ASCII 表記)
使用しない場合は「None」を指定して下さい
end_str str asc がTRUE の場合に指定できます。
コマンドの終端文字列(ASCII 表記)
使用しない場合は「None」を指定して下さい

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_encoderメソッド

エンコーダの設定を行います。 AcapLib2のAcapSetEncoder相当

def set_encoder(self, enc_enable : int, enc_mode : int, enc_start : int, enc_phase : int, enc_direction : int, z_phase_enable : int, compare1 : int, compare2 : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
enc_enable int エンコーダ使用設定
0: 無効
1: 有効(相対カウント)
2: 有効(絶対カウント)
enc_mode int エンコーダモード
0: エンコーダスキャンモード
1: エンコーダライン選択モード
enc_start int エンコーダの起動方法
0: エンコーダをCPU で起動
1: エンコーダを外部トリガで起動
2: エンコーダをCPU で起動して、外部トリガを一致パルスとして使用
enc_phase int エンコーダパルス
0: AB相
1: A相
enc_direction int エンコーダ回転方向
0: CW
1: CCW
z_phase_enable int Z 相使用設定
0: 使用しない
1: 使用する
compare1 int 比較レジスタ1(遅延パルス設定)
0 ~ 4,294,967,295
compare2 int 比較レジスタ2(間隔パルス設定)
1 ~ 4,294,967,295

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_encoder_abs_multipointメソッド

絶対カウントマルチポイントの値を設定します。

def set_encoder_abs_multipoint(self, point_no : int, abs_count : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
point_no int 設定するマルチポイントの番号を指定します。(0~255)
abs_count int 絶対カウント・マルチポイント値の設定を行います。
-2147483648 ~ 2147483647

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_external_triggerメソッド

外部トリガの種別、検出方法などを設定します。 AcapLib2のAcapSetExternalTrigger相当

def set_external_trigger(self, exp_trg_en : int, ext_trg_mode : int, ext_trg_dly : int, ext_trg_chatter : int, timeout : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
exp_trg_en int 外部トリガとして使用する信号の選択
0 : 無効
1 : TTL トリガ
2 : 差動トリガ(エンコーダと共用)
3 : 新規差動トリガ
4 : OPT トリガ
ext_trg_mode int 外部トリガモード
0 : 外部トリガ1 回でCC が1 回出力するモード(連続外部トリガモード)
1 : 外部トリガ1 回でCC が周期出力するモード(単発外部トリガモード)
ext_trg_dly int 外部トリガ 検出遅延時間 (1us 単位)
ext_trg_chatter int 外部トリガ 検出無効時間 (1us 単位)
timeout int 検出待機時間 (1ms 単位)
1 ~ 4,294,967,295

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_gpoutメソッド

GPOUT ピンの出力を制御します。 AcapLib2のAcapSetGPOut相当

 def set_gpout(self, output_level : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
output_level int 対応するBit のGPOUT ピンをON(High)/OFF(Low)します。
0:OFF/1:ON
Bit0:GPOUT[1]ピン (GP_OUT1)
Bit1:GPOUT[2]ピン (GP_OUT2)

Bit7:GPOUT[8]ピン

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_infoメソッド

設定IDを指定して、設定値を設定します。 プロパティに同様の設定値がある場合は設定しないでください。

AcapLib2のAcapSetInfo相当

def set_info(self, value_id : int, value : int, mem_num : int = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
value_id int 設定ID
value int 設定値
mem_num int value_idの値により使用方法が異なります。
詳細はAcapLib2マニュアルのAcapSetInfo関数を参照ください。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_line_triggerメソッド

ラインセンサへ出力するCC 信号の周期・幅を設定します。 AcapLib2のAcapSetLineTrigger相当

def set_line_trigger(self, exp_cycle : int, exposure : int, exp_pol : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
exp_cycle int CC 出力周期 (1us 単位) ※CoaXPress の場合はトリガパケットです。
0 ~ 4,294,967,295
exposure int CC 出力幅 (1us 単位)
0 ~ 4,294,967,295
exp_pol int 出力論理
0 : 負論理
1 : 正論理

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_power_supplyメソッド

カメラへの電源供給を制御します。

def set_power_supply(self, value : int, wait_time : int = 3000) -> int:

パラメータ

名前 説明
value int 電源のON/OFF
0: OFF
1: ON
wait_time int タイムアウト時間をmsで指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_shutter_triggerメソッド

エリアセンサシャッタトリガを設定します。

AcapLib2のAcapSetShutterTrigger相当

def set_shutter_trigger(self, exp_cycle : int, exposure : int, exp_pol : int, exp_unit : int, cc_sel : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
exp_cycle int CC 出力周期 (1us 単位)
0 ~ 429,496,729
exposure int CC 出力幅 (1us 単位)
0 ~ 429,496,729
exp_pol int 出力論理
0 : 負論理
1 : 正論理
exp_unit int 未サポート
cc_sel int 出力する番号
1 : CC1 / 2 : CC2 / 3 : CC3 / 4 : CC4

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_strobeメソッド

ストロボを設定します。

AcapLib2のAcapSetStrobe相当

def set_strobe(self, strobe_en : int, strobe_delay : int, strobe_time : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
strobe_en int ストロボ 使用設定
0 : 無効 / 1 : 有効
strobe_delay int ストロボパルスが出力されるまでの遅延時間 (1us 単位)
0 ~ 65,535
strobe_time int ストロボパルスを出力する時間 (1us 単位)
0 ~ 65,535

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

snapメソッド

画像を1枚取込みます。

高速に連続取込する場合は、grabをお使い下さい。(参照:Grab sample

def snap(self, copy : bool = False) -> Tuple[int, Union[np.ndarray, None]]:

パラメータ

名前 説明
copy bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。この場合、画像デー
タが上書きされる場合があります。

戻り値

(ret, frame)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
frame np.ndarray 取得した画像データ
カラー画像の場合、データの並びはB, G, Rとなります。
(OpenCVと同等)

wait_frame_endメソッド

1フレーム分の画像取込完了を待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEventのACL_INT_FRAMEEND相当

def wait_frame_end(self, timeout = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

wait_gpinメソッド

GPIN 割り込みを待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEventのACL_INT_GPIN相当

def wait_gpin(self, timeout = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

wait_grab_endメソッド

grabの入力停止を待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEventのACL_INT_GRABEND相当

def wait_grab_end(self, timeout = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

wait_grab_startメソッド

grabの入力開始を待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEventのACL_INT_GRABSTART相当

def  wait_grab_start(self, timeout = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

GraphicsBox Class

tkinterのCanvasクラスを継承した、tkinter用画像表示ウィジェットとなります。

Constructors

Constructors Descriptoin
GraphicsBox(parent, option = value, ...) option設定はTkinterのCanvasクラスと同じ

Properties

Properties Descriptoin Get/Set
affine_matrix 画像表示に使用している3x3のアフィン変換行列を取得・設定します。 ●/●
bright_enabled 輝度値の表示(True)/非表示(False)の設定を取得・設定します。 ●/●
cross_beam_color プロファイル用十字線の色を取得・設定します。 ●/●
disp_scale 画像表示倍率を取得します。 ●/-
grid_color グリッド線の色を取得・設定します。 ●/●
grid_disp_scale グリッド線を表示する画像の最小倍率を取得・設定します。 ●/●
grid_enabled 画像拡大時のグリッド線の表示(True)/非表示(False)の設定を取得・設定します。 ●/●
max_scale 画像の拡大時の最大倍率を取得・設定します。 ●/●
min_scale 画像の縮小時の最小倍率を取得・設定します。 ●/●
profile_enabled プロファイルの表示(True)/非表示(False)の設定を取得・設定します。 ●/●
profile_hight プロファイルグラフの高さを取得・設定します。 ●/●
profile_x プロファイルを表示するX座標(ウィジェットの座標)を取得・設定します。 ●/●
profile_x_color モノクロ画像時の横方向のプロファイルの線色を取得・設定します。 ●/●
profile_y プロファイルを表示するY座標(ウィジェットの座標)を取得・設定します。 ●/●
profile_y_color モノクロ画像時の縦方向のプロファイルの線色を取得・設定します。 ●/●
zoomup_direction 画像拡大時のホイールの回転方向を取得・設定します。
-1:下へ回転、1:上へ回転
●/●

Methods

Methods Descriptoin
dest_to_src_xy(xy) 現在の表示状態において、ウィジェット上の座標を画像上の座標へ変換します。
draw_image(image) PillowのImage形式もしくはnumpyのndarray形式の画像をGraphicsBoxへ表示します。表示可能なのは8bit,24bit,32bitの画像のみです。
redraw_image() 画像を再描画します。
reset_transform() 画像表示を初期状態(左上に等倍率)に戻します。
scale_at(scale, cx, cy) 指定した点を中心に拡大縮小します。
scale_transform(scale) 画像表示の相対倍率を指定し拡大縮小します。
src_to_dest_xy(xy) 現在の表示状態において、画像上の座標をウィジェット上の座標へ変換します。
translate(offset_x, offset_y) 画像表示位置を平行移動します。
zoom_fit(image_width, image_height) 画像の幅と高さを指定し、ウィジェット全体に画像を表示します。

dest_to_src_xyメソッド

表示している画像のウィジェット上の座標(ウィジェットの左上が原点)から、画像の座標へ変換します。

def dest_to_src_xy(self, xy : Tuple[float, float]) -> Tuple[float, float]:

パラメータ

名前 説明
xy Tuple[float, float] 表示している画像のウィジェット上のxy座標(ウィジェットの左上が原点)をfloat型のタプルで指定します。

戻り値

(x, y)

名前 説明
(x, y) Tuple[float, float] 画像上のxy座標がfloat型のタプルで取得されます。

draw_imageメソッド

画像データをウィジェットに表示します。

def draw_image(self, image : Union[Image.Image, np.ndarray]) -> int:

パラメータ

名前 説明
image Union[Image.Image, np.ndarray] 表示する画像データ
データはPillowのImageオブジェクトもしくはnumpyのndarrayオブジェクトとなります。
カラー画像の場合、R,G,Bの順で指定してください。

戻り値

id

名前 説明
id int tkinterのcreate_imageの戻り値を取得します。

redraw_imageメソッド

画像を再描画します。

def redraw_image(self):

reset_transformメソッド

クラス内部で使用している画像表示用アフィン変換行列をセット(単位行列にする)します。 リセット後に画像を表示すると、画像はウィジェットの左上に等倍(倍率が1)で表示されます。

def reset_transform(self):

scale_atメソッド

指定した座標(ウィジェットの座標)を中心に画像を拡大縮小します。

def scale_at(self, scale:float, cx:float, cy:float):

パラメータ

名前 説明
scale float 画像の表示倍率を指定します。
倍率は現在の表示状態からの相対倍率となります。
cx float 拡大縮小の基点となる x 座標(ウィジェットの座標)を指定します。
cy float 拡大縮小の基点となる y 座標(ウィジェットの座標)を指定します。

scale_transformメソッド

原点(ウィジェットの左上)を中心に画像を拡大縮小します。

def scale_transform(self, scale:float):

パラメータ

名前 説明
scale float 画像の表示倍率を指定します。
倍率は現在の表示状態からの相対倍率となります。

src_to_dest_xyメソッド

表示している画像上の座標から、ウィジェット上の座標へ変換します。

def src_to_dest_xy(self, xy : Tuple[float, float]) -> Tuple[float, float]:

パラメータ

名前 説明
xy Tuple[float, float] 表示している画像上のxy座標をfloat型のタプルで指定します。

戻り値

(x, y)

名前 説明
(x, y) Tuple[float, float] ウィジェット上のxy座標がfloat型のタプルで取得されます。

translateメソッド

画像の表示位置を指定した大きさ(ウィジェット上の距離)で平行移動します。

def translate(self, offset_x : float, offset_y : float):

パラメータ

名前 説明
offset_x float 画像のX方向の移動量をウィジェット上の距離で指定します。
offset_y float 画像のY方向の移動量をウィジェット上の距離で指定します。

zoom_fitメソッド

画像全体がウィジェット全体に表示されるように表示位置、倍率を調整します。

def zoom_fit(self, image_width : int, image_height : int):

パラメータ

名前 説明
image_width int 画像の幅の画素数を指定します。
image_height int 画像の高さの画素数を指定します。

Changelog

Ver.1.0.0

モジュール バージョン 備考
acaplib2 Ver.1.0.0 初版
acapy Ver.1.0.0 初版
graphicsbox Ver.1.0.0 初版

初版

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