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Twitter Web App (Web 版公式クライアント) の内部 API を使い、Tweepy でスクリーンネームとパスワードで認証するためのライブラリ

Project description

tweepy-authlib

PyPI - Version PyPI - Python Version


Table of Contents

Description

Twitter Web App (Web 版公式クライアント) の内部 API を使い、Tweepy でスクリーンネームとパスワードで認証するためのライブラリです。

スクリーンネーム (ex: @elonmusk) とパスワードを指定して認証し、取得した Cookie などの認証情報で Twitter API v1.1 にアクセスできます。
毎回ログインしていては面倒 & 不審なアクセス扱いされそうなので、Cookie をファイルなどに保存し、次回以降はその Cookie を使ってログインする機能もあります。

Tweepy を利用しているソースコードのうち、認証部分 (tweepy.auth.OAuth1UserHandler) を tweepy_authlib.CookieSessionUserHandler に置き換えるだけで、かんたんに Cookie ベースの認証に変更できます!

Twitter API の有料化に伴って通常の OAuth API が利用できなくなった場合も、この CookieSessionUserHandler を使えば引き続き Twitter API v1.1 にアクセスできるはず…!
認証部分以外は OAuth API のときの実装がそのまま使えるので、ソースコードの変更も最小限に抑えられます。

Note
OAuth API と公式クライアント用の内部 API がほぼ共通だった v1.1 とは異なり、v2 では OAuth API と公式クライアント用の内部 API が大きく異なります。
そのため、CookieSessionUserHandler は Twitter API v2 には対応していません。
また、今のところ2段階認証にも対応していません (2段階認証に関しては技術的には実装可能だが、確認コードの送信周りの実装が面倒…) 。

認証フローはブラウザ上で動作する Web 版公式クライアントの API アクセス動作や HTTP リクエストヘッダーを可能な限りエミュレートしています。
ブラウザから抽出した Web 版公式クライアントのログイン済み Cookie を使うことでも認証が可能です。

Note
ブラウザから Cookie を抽出する場合、(不審なアクセス扱いされないために) できればすべての Cookie を抽出することが望ましいですが、実装上は Cookie 内の auth_tokenct0 の2つの値だけあれば認証できます。
なお、ブラウザから取得した Cookie は事前に requests.cookies.RequestsCookieJar に変換してください。

さらに API アクセス時は TweetDeck の HTTP リクエスト (Twitter API v1.1) をエミュレートしているため、レートリミットなどの制限は TweetDeck と同一です。

Note
CookieSessionUserHandler で取得した認証情報を使うと、TweetDeck でしか利用できない search/universal などの内部 API にもアクセスできるようになります。
ただし、Tweepy はそうした内部 API をサポートしていないため、アクセスするには独自に tweepy.API.request() で HTTP リクエストを送る必要があります。

Warning
このライブラリは、非公式かつ内部的な API をリバースエンジニアリングし、ブラウザとほぼ同じように API アクセスを行うことで、本来 Web 版公式クライアントでしか利用できない Cookie 認証での Twitter API v1.1 へのアクセスを可能にしています。
可能な限りブラウザの挙動を模倣することでできるだけ Twitter 側に怪しまれないような実装を行っていますが、非公式な方法ゆえ、このライブラリを利用して Twitter API にアクセスすると、最悪アカウント凍結やシャドウバンなどの制限が適用される可能性もあります。
また、Twitter API の仕様変更により、このライブラリが突然動作しなくなることも考えられます。
このライブラリを利用して API アクセスを行うことによって生じたいかなる損害についても、著者は一切の責任を負いません。利用にあたっては十分ご注意ください。

Warning
スクリーンネームとパスワードを指定して認証する際は、できるだけログイン実績のある IP アドレスでの実行をおすすめします。
このライブラリでの認証は、Web 版公式クライアントのログインと同じように行われるため、ログイン実績のない IP アドレスから認証すると、不審なログインとして扱われてしまう可能性があります。
また、実行毎に毎回認証を行うと、不審なログインとして扱われてしまう可能性が高くなります。
初回の認証以降では、以前認証した際に保存した Cookie を使って認証することを強く推奨します。

Installation

pip install tweepy-authlib

Usage

import pickle
import tweepy
from pathlib import Path
from tweepy_authlib import CookieSessionUserHandler

# 保存した Cookie を使って認証
## 毎回ログインすると不審なログインとして扱われる可能性が高くなるため、
## できるだけ以前認証した際に保存した Cookie を使って認証することを推奨
if Path('cookie.pickle').exists():

    # 保存した Cookie を読み込む
    with open('cookie.pickle', 'rb') as f:
        cookies = pickle.load(f)

    # 読み込んだ RequestCookieJar オブジェクトを CookieSessionUserHandler に渡す
    auth_handler = CookieSessionUserHandler(cookies=cookies)

# スクリーンネームとパスワードを指定して認証
else:

    # スクリーンネームとパスワードを渡す
    ## スクリーンネームまたはパスワードが間違っている場合は、tweepy.BadRequest がスローされる
    auth_handler = CookieSessionUserHandler(screen_name='your_screen_name', password='your_password')

    # 現在のログインセッションの Cookie を取得
    cookies = auth_handler.get_cookies()

    # Cookie を pickle 化して保存
    with open('cookie.pickle', 'wb') as f:
        pickle.dump(cookies, f)

# Tweepy で Twitter API v1.1 にアクセス
api = tweepy.API(auth_handler)
print(api.verify_credentials())
print(api.home_timeline())

License

MIT License

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Source Distribution

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Uploaded Python 3

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SHA256 e7bc5f08c46cc4c8e64ff8fc624cde0d6bf410d5e7c933be79a93124f32662ad
MD5 7b4bb5aa9b67f69eaf63d40ee5cac796
BLAKE2b-256 62d8840017082f774fe6a32315c5227989f4fb7374a37e963f54880cad2b0a18

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SHA256 6ae62577d5f44db04b4fb1392284c1302b1cea1bc19bedd6523a84628f7a03b1
MD5 9ba81db0128b37afc3b5d4cf6be7a983
BLAKE2b-256 01269c12bfe2c9823634520aeea6496b7f774394f7fd12f9eebc07dfd9efb2d8

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