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acapy package (Python bindings for AVALDATA AcapLib2 )

Project description

acapy package (Python bindings for AVALDATA AcapLib2 )

Index

Installation

pip install acapy

Dependencies

AcaPyバージョン 依存関係
acapy 1.1.0 Python3.8以降
AcapLib2 Ver.8.2.0以降
NumPy
Pillow(Tkinterサンプル使用時)
OpenCV(サンプルの使用時)
acapy 1.0.0 Python3.6以降
AcapLib2 Ver.7.3.0のみ
NumPy
Pillow(Tkinterサンプル使用時)
OpenCV(サンプルの使用時)

LICENSE

BSD 3-Clause License

Copyright (c) 2024, AVALDATA
All rights reserved.

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modification, are permitted provided that the following conditions are met:

1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this
   list of conditions and the following disclaimer.

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   this list of conditions and the following disclaimer in the documentation
   and/or other materials provided with the distribution.

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SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER
CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY,
OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE
OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

AcaPy Class

AcapLib2のPythonラッパークラスです。

Examples

Snap sample

sキーの入力ごとに、画像1枚を取得します。

qキーの入力でプログラムを終了します。

連続で画像取り込みを行う場合はGrab sampleを参照ください。

import sys

import cv2      # OpenCV
import acapy    # AcaPy

# ----------------------------------------------------------------
# AcaPyクラスのインスタンス
capture = acapy.AcaPy()

if capture.is_opened is False:
    # 画像入力ボードが見つからないときは終了
    print("Board or Camera not recognized.")
    capture.dispose()
    sys.exit(0)

# iniファイル(ボード設定ファイル)の読込、AcapLib2のiniファイルと共通です。
# iniファイルは実際に使用するカメラ用のファイルを指定してください。
ret = capture.load_inifile("./AreaSensor_mono.ini")
if ret == 0:
    # iniファイルの読込に失敗したとき(ファイルが見つからない、ファイルの設定が異なるなど)
    print("Load inifile error")
    capture.dispose()
    sys.exit(0)

# ----------------------------------------------------------------
# 画像取込

# 画像表示ウィンドウ作成(sキー入力:Snap, qキー入力:終了)
WINDOW_TITLE = "AcaPy Sample [\"s\"=snap,\"q\"=quit]"
cv2.namedWindow(WINDOW_TITLE, cv2.WINDOW_NORMAL)

while True:
    # キー入力
    key = cv2.waitKey(1) & 0xFF

    if key == ord('s'):
        # snap(画像1枚の取得)
        print("[snap]")
        ret, frame = capture.snap()
        if ret == acapy.AcaPy.OK:
            cv2.imshow(WINDOW_TITLE, frame)

    elif key == ord('q') or key == 27: # q もしくは escキーで終了
        # quit
        print("[quit]")
        break

capture.dispose() # AcaPyクラスのリソースの解放
cv2.destroyAllWindows()

Grab sample

gキーの入力で画像の連続取込(Grab)を開始/停止します。

qキーの入力でプログラムを終了します。

import sys

import cv2      # OpenCV
import acapy    # AcaPy

# ----------------------------------------------------------------
# AcaPyクラスのインスタンス
capture = acapy.AcaPy()

if capture.is_opened is False:
    # 画像入力ボードが見つからないときは終了
    print("Board or Camera not recognized.")
    capture.dispose()
    sys.exit(0)

# iniファイル(ボード設定ファイル)の読込、AcapLib2のiniファイルと共通です。
ret = capture.load_inifile("./AreaSensor_mono.ini")
if ret == 0:
    # iniファイルの読込に失敗したとき(ファイルが見つからない、ファイルの設定が異なるなど)
    print("Load inifile error")
    capture.dispose()
    sys.exit(0)

# 画像表示ウィンドウ作成(sキー入力:Snap, gキー入力:Grab, qキー入力:終了)
WINDOW_TITLE = "AcaPy Sample [\"g\"=grab,\"q\"=quit]"
cv2.namedWindow(WINDOW_TITLE, cv2.WINDOW_NORMAL)

# ----------------------------------------------------------------
# 画像取込
while True:
    # 前回取得した画像の次の画像から今回までの画像を取得
    ret, frames, count, frame_no = capture.read_frames()

    if frames is not None:
        # 最新の画像を表示
        print(f"[grab] FrameNo={frame_no}, count={count}, error_info={ret}")
        cv2.imshow (WINDOW_TITLE, frames[count - 1] )

    # キー入力
    key = cv2.waitKey(1) & 0xFF

    if key == ord('g'):
        # grab(連続画像取得)
        if capture.is_grab is True:
            # grab中のときはgrabを停止する
            capture.grab_stop()
            print("[grab stop]")

        else:
            # grab中でないときはGrabを開始する
            capture.grab_start()
            print("[grab start]")

    elif key == ord('q') or key == 27: # q もしくは escキーで終了
        if capture.is_grab is True:
            # grab中のときはgrabを停止する
            capture.grab_stop()
            print("[grab stop]")
        break
        
capture.dispose() # AcaPyクラスのリソースの解放
cv2.destroyAllWindows()

Constructors

ボード番号、チャンネル番号を指定して、画像入力ボードをオープンします。 実際にボードがオープン出来たかどうかは、is_openedプロパティで確認してください。

def __init__(self, board_id: int = 0, ch: int = 1, debug_print: bool = True):

パラメータ

名前 説明
board_id int 0以上のボード番号を指定します。
ch int 1以上のチャンネル番号を指定します。
debug_print bool Trueを指定した場合、AcaPyクラスメソッドにエラー等が発生した場合、コンソールにエラー情報が表示されます。Falseを指定すると何も表示されません。

Properties

プロパティの値は、値を設定後、reflect_param()メソッドを実行すると設定が画像入力ボードに反映されます。 reflect_param()メソッドを実行し忘れた場合、grab_start()メソッド内でreflect_param()メソッドが実行されます。

Properties Descriptoin Get/Set
a_cw_ccw エンコーダA相の回転方向を取得します。 ●/-
acaplib2_version AcapLib2のDLLバージョンを取得します。 ●/-
alarm_status キャプチャボードのアラーム情報を取得します。 ●/●
b_cw_ccw エンコーダB相の回転方向を取得します。 ●/-
bayer_enable ベイヤー変換の有効/無効を取得・設定します。 ●/●
bayer_grid ベイヤー変換開始位置のパターンを取得・設定します。 ●/●
bayer_input_bit Bayer画像のBit数を取得・設定します。 ●/●
bayer_lut_data 編集するLUTデータ配列(リスト)を取得・設定します。 ●/●
bayer_lut_edit BayerLUTの編集を開始・停止します。 ●/●
bayer_output_bit Bayer変換後のBit数を取得・設定します。 ●/●
board_bit ボードで確保する画像用メモリのビット幅を取得します。 ●/-
board_error ボードエラーを取得・クリアします。 ●/●
board_id 初期化されたボードIDを取得します。 ●/-
board_name 初期化されたボード名を取得します。 ●/-
board_temp 基板温度を取得します。 ●/-
buffer_zero_fill 初期化時にバッファをゼロクリアするかを取得・設定します。 ●/●
camera_bit カメラから入力する画像のビット数を取得・設定します。 ●/●
camera_state カメラの接続状態を取得します。 ●/-
cancel_initialize 初期化と内部バッファ確保の設定を取得・設定します。 ●/●
capture_flag キャプチャ状況を取得します。
0: Grab停止中
1: Grab中
●/-
cc1_polarity CC1信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/●
cc2_polarity CC2信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/●
cc3_polarity CC3信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/●
cc4_polarity CC4信号の出力レベルを取得・設定します。 ●/●
cc_cycle CC信号の周期[usec]を取得・設定します。 ●/●
cc_cycle_ex CC信号の周期[100nsec]を取得・設定します。 ●/●
cc_delay CC信号の出力遅延時間[usec]を取得・設定します。 ●/●
cc_enable CC信号出力の有効/無効を取得・設定します。
0: CC信号を出力しない
1: CC信号を出力する
●/●
cc_out_no CC信号の番号(1~4)を取得・設定します。 ●/●
cc_polarity CC信号の論理を取得・設定します。 ●/●
cc_stop 画像入力停止後、CC出力を行うかの設定を取得・設定します。 ●/●
ch 初期化されたチャンネル番号を取得します。 ●/-
channel_num ボードの総チャンネル数を取得します。 ●/-
chatter_separate 外部トリガ検出無効時間の設定方法を取得・設定します。 ●/●
count_cc CC信号の出力回数を取得します。 ●/-
count_exttrig EXTTRIG(外部トリガ)信号の入力回数を取得します。 ●/-
count_fval FVAL信号の入力回数を取得します。 ●/-
count_lval LVAL信号の入力回数を取得します。 ●/-
custom FPGAカスタマイズが行われた番号を取得します。 ●/-
cxp_bdlink_timeout CXPカメラリンクアップ時の待機時間を取得・設定します。(ボード側) ●/●
cxp_bitrate CXPのビットレートを取得・設定します。 ●/●
cxp_camlink_timeout CXPカメラリンクアップ時の待機時間を取得・設定します。(カメラ側) ●/●
cxp_connection_num CXPの接続されているカメラへコネクション数の設定を取得・設定します。 ●/●
cxp_link_speed CXPのリンク速度を取得・設定します。 ●/●
cxp_phy_error_count CXPのPHYエラーの回数を取得します。 ●/-
data_mask_ex カメラリンクポートI~Jのマスク値を取得・設定します。 ●/●
data_mask_lower カメラリンクポートA~Dのマスク値を取得・設定します。 ●/●
data_mask_upper カメラリンクポートE~Hのマスク値を取得・設定します。 ●/●
debug_print_enabled エラー情報などをコンソール画面に表示する(True)か、しない(False)かを取得・設定します。 ●/●
device 実装されているデバイス名を取得します。 ●/-
dval_enable カメラデータ入力時のDVAL信号参照の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/●
encoder_abs_count エンコーダ絶対カウンタ値を取得します。 ●/-
encoder_abs_mode 絶対カウントモードを取得・設定します。 ●/●
encoder_abs_start 絶多値エンコーダの開始/停止の制御値を取得・設定します。 ●/●
encoder_agr_count 相対位置エンコーダ使用時の一致パルス数を取得します。 ●/-
encoder_all_count 相対位置エンコーダ使用時の総カウント値を取得します。 ●/-
encoder_compare_reg_1 エンコーダ比較レジスタ1の値を取得・設定します。
エンコーダカウント開始位置のパルス数の設定
●/●
encoder_compare_reg_2 エンコーダ比較レジスタ2の値を取得・設定します。
エンコーダパルスカウントの分周の設定
●/●
encoder_count エンコーダ相対カウンタ値を取得します。 ●/-
encoder_direction エンコーダ入力パルス方向を取得・設定します。
0: CW
1:CCW
●/●
encoder_enable エンコーダの無効/有効/絶対カウントモードを取得・設定します。
0: 無効
1: 有効
2: 絶対カウントモード
●/●
encoder_mode エンコーダ動作モードを取得・設定します。
0: エンコーダスキャンモード
1: エンコーダライン選択モード
●/●
encoder_phase エンコーダ入力パルス選択を取得・設定します。
0: AB相(4逓倍カウントになります)
0: A相(2逓倍カウントになります)
●/●
encoder_rlt_all_count 相対カウント使用時の、総カウント値を取得します。 ●/-
encoder_rlt_count 相対カウント使用時の、相対カウント値を取得します。 ●/-
encoder_start 外部トリガをエンコーダで使用する方法を取得・設定します。
0: 外部トリガをエンコーダカウント開始に用いない
1: 外部トリガをエンコーダカウント開始に用いる
2: 外部トリガの入力ごとに1ライン の画像を取り込みます。
●/●
encoder_z_phase エンコーダカウント開始にZ相を使用するかの設定を取得・設定します。
0: Z相を使用しない
1: Z相の入力からエンコーダのカウントを開始する。
●/●
exposure CC信号の出力幅(露光時間)[usec]を取得・設定します。 ●/●
exposure_ex CC信号の出力幅(露光時間)[100nsec]を取得・設定します。 ●/●
express_link PCI-Expressバスに接続されているリンク幅を取得します。 ●/-
external_trigger_chatter 外部トリガ検出無効時間[usec]を取得・設定します。 ●/●
external_trigger_chatter
_separate
外部トリガ検出遅延時間[usec]を設定・取得します。 ●/●
external_trigger_delay 外部トリガ検出遅延時間[usec]を取得・設定します。 ●/●
external_trigger_enable 外部トリガに使用する信号選択を取得・設定します。
0: 無効
1: TTL
2: RS-422
3: 新規作動
4: PHOTO
詳細はAcapLib2のマニュアルを参照ください。
●/●
external_trigger_mode 外部トリガを使用してCC信号を出力する方法を取得・設定します。
0: 外部トリガ入力に合わせて1回の撮影を行います。
1: 外部トリガ入力から連続的に撮影を行います。
●/●
external_trigger_polarity 外部トリガの検出極性を取得・設定します。
0: 負極性(ローアクティブ)(初期値)
1: 正極性(ハイアクティブ)
●/●
fan_prm キャプチャボードの FAN 回転数を取得します。 ●/-
fifo_full FIFOステータスを取得します。 ●/-
fpga_temp FPGA温度を取得します。 ●/-
fpga_version FPGAバージョンを取得します。 ●/-
frame_no 入力が完了したフレーム数を取得します。 ●/-
freq_a A相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_b B相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_d D相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_e E相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_f F相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_g G相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_h H相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_fval FVALの周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_lval LVALの周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt1 OPT1の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt2 OPT2の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt3 OPT3の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt4 OPT4の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt5 OPT5の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt6 OPT6の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt7 OPT7の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_opt8 OPT8の周波数(kHz)を取得します。 ●/-
freq_ttl1 TTL1の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl2 TTL2の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl3 TTL3の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl4 TTL4の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl5 TTL5の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl6 TTL6の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl7 TTL7の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_ttl8 TTL8の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
freq_z Z相の周波数(Hz)を取得します。 ●/-
gpin_pin_sel GP_INピン割込みピンを取得・設定します。 ●/●
gpin_pol GP_INのレベルをBit情報で取得します。 ●/-
gpout_sel GP_OUTピンの出力設定を取得・設定します。 ●/●
gpout_pol GP_OUTピンの出力レベルを取得・設定します。 ●/●
handle 初期化されたボードハンドルを取得します。 ●/-
height 画像入力サイズの高さを取得・設定します。 ●/●
infrared_enable BGRIの有効/無効を取得・設定します。
0: BGRIフォーマット以外
1: BGRIフォーマット(4ch画像データ)
●/●
interrupt_line 1フレーム入力ライン数カウント間隔を取得・設定します。 ●/●
interval_exttrig_1 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の最新の値を取得します。 ●/-
interval_exttrig_2 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の2番目に新しい値を取得します。 ●/-
interval_exttrig_3 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の3番目に新しい値を取得します。 ●/-
interval_exttrig_4 認識した外部トリガ間隔の時間(カウント値)の4番目に新しい値を取得します。 ●/-
is_grab Grab中かどうかを取得します。
もしくは、grab_start()後にgrab_stop()を実行していない。
True: grab中
False: grabしていない
●/-
is_opened キャプチャボードのOpenに成功したかどうかを取得します。 ●/-
line_no 入力が完了したライン数を取得します。 ●/-
line_reverse カメラから入力した画像データの左右反転設定を取得・設定します。
0: 左右反転しない
1: 左右反転する
●/●
lval_delay カメラから入力するLVALのX方向遅延量(clock)を取得・設定します。 ●/●
lvds_cclk_sel カメラ駆動クロックを取得・設定します。 ●/●
lvds_phase_sel 入力サンプリングの位相を取得・設定します。 ●/●
lvds_synclt_sel SYNCLTピンの入出力を取得・設定します。 ●/●
mem_num リングバッファの画像面数を取得・設定します。 ●/●
narrow10bit_enable データ詰め(10bit画像のビットギャップなし)転送の有効/無効を取得・設定します。
0: データ詰め転送無効
1: データ詰め転送有効
●/●
pix_shift カメラから入力するデータを右シフトするビット数を取得・設定します。 ●/●
pocl_lite_enable PoCL-Liteカメラ用設定の有効(1)/無効(0)を取得・設定します。 ●/●
port_a_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートAの割り振りを設定します。 ●/●
port_b_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートBの割り振りを設定します。 ●/●
port_c_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートCの割り振りを設定します。 ●/●
port_d_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートDの割り振りを設定します。 ●/●
port_e_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートEの割り振りを設定します。 ●/●
port_f_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートFの割り振りを設定します。 ●/●
port_g_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートGの割り振りを設定します。 ●/●
port_h_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートHの割り振りを設定します。 ●/●
port_i_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートIの割り振りを設定します。 ●/●
port_j_assign カメラからの入力データに対する、ボードポートJの割り振りを設定します。 ●/●
power_state カメラ電源エラー状態を取得・クリアします。 ●/●
power_supply カメラへの給電状態を取得・設定します。
0: 給電OFF
1: 給電ON
●/●
reverse_dma_enable 上下反転DMAの有効/無効を取得・設定します。
0: 無効
1: 有効
●/●
rgb_swap_enable カラーデータのR, G, Bのデータ並びを入れ替えます。
0: 無効(BGR)
1: 有効(RGB)
●/●
rolling_shutter ローリングシャッタの有効/無効を取得・設定します。
0: ローリングシャッタを使用しない
1: ローリングシャッタを使用する
●/●
scan_system 取込を行うカメラの種類を取得・設定します。
0: エリアセンサ
1: ラインセンサ
●/●
serial_no ボードのシリアル番号を取得します。 ●/-
serial_read_wait_time シリアル通信の受信完了までの待ち時間を取得・設定します。 ●/●
start_frame_no 取込を開始するフレーム番号(1, 2, 3…)を取得・設定します。 ●/●
strobe_delay ストロボ信号出力遅延時間[usec]を取得・設定します。 ●/●
strobe_enable ストロボ出力信号の有効/無効を取得・設定します。
0: ストロボ無効
1: ストロボ有効
●/●
strobe_pol ストロボ信号の出力極性を取得・設定します。
0: 負極性(初期値)
1: 正極性
●/●
strobe_time ストロボ信号出力時間[usec]を取得・設定します。 ●/●
sync_ch 指定チャンネルの取込をどのchに同期されるかを取得・設定します。 ●/●
sync_lt CC信号の出力をSYNCLT入力に同期されるかどうかを取得・設定します。 ●/●
tag 任意使用のプロパティを取得・設定します。 ●/●
tap_arrange カメラ入力タップの並べ替え方法を取得・設定します。 ●/●
tap_arrange_x_size カメラが1ラインとして出力する総画素数を取得・設定します。 ●/●
tap_direction1 複数のタップ入力を行う時、Tap1の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction2 複数のタップ入力を行う時、Tap2の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction3 複数のタップ入力を行う時、Tap3の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction4 複数のタップ入力を行う時、Tap4の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction5 複数のタップ入力を行う時、Tap5の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction6 複数のタップ入力を行う時、Tap6の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction7 複数のタップ入力を行う時、Tap7の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction8 複数のタップ入力を行う時、Tap8の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction9 複数のタップ入力を行う時、Tap9の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_direction10 複数のタップ入力を行う時、Tap10の入力方向を取得・設定します。 ●/●
tap_num 入力タップ数を取得・設定します。 ●/●
timeout grab_start()メソッドを実行してから画像入力が完了するまでの時間、もしくはgrab_stop()メソッドのフレーム入力待ちタイムアウト時間(msec単位の整数)を取得・設定します。 ●/●
vertical_remap Y方向特殊DMAの設定/無効を取得・設定します。
0: 無効
1: VERTICAL REMAP 有効
2: DUAL LINE有効
●/●
virtual_comport 仮想COMポート番号を取得します。 ●/-
width 画像入力サイズの幅を取得・設定します。 ●/●
x_delay カメラ入力のX方向遅延量を取得・設定します。 ●/●
y_delay カメラ入力のY方向遅延行数を取得・設定します。 ●/●
y_total カメラから入力する行数を取得・設定します。
y_totalを設定する場合は、必ずheight→y_totalの順に設定してください。
●/●

※設定値の詳細は、下記のプロパティとAcapLib2の設定IDとの対応表示を参考にAcapLib2のマニュアル「SDK-AcapLib2 Library Manual for Windows(OM15018*).pdf」を参照願います。

Properties AcapLib2 ID ini parameter
a_cw_ccw ACL_A_CW_CCW -
acaplib2_version - -
alarm_status ACL_ALARM_STATUS -
b_cw_ccw ACL_B_CW_CCW -
bayer_enable ACL_BAYER_ENABLE USER_BAYER_ENABLE
bayer_grid ACL_BAYER_GRID USER_BAYER_GRID
bayer_input_bit ACL_BAYER_INPUT_BIT USER_BAYER_INPUT_BIT
bayer_lut_data ACL_BAYER_LUT_DATA -
bayer_lut_edit ACL_BAYER_LUT_EDIT -
bayer_output_bit ACL_BAYER_OUTPUT_BIT USER_BAYER_OUTPUT_BIT
board_bit ACL_BOARD_BIT USER_GRABBER_BIT_DEPTH
board_error ACL_BOARD_ERROR -
board_id - -
board_name - -
board_temp ACL_BOARD_TEMP -
buffer_zero_fill ACL_BUFFER_ZERO_FILL -
camera_bit ACL_CAM_BIT USER_CAMERA_BIT_DEPTH
camera_state ACL_CAMERA_STATE -
cancel_initialize ACL_CANCEL_INITIALIZE USER_CANCEL_INITIALIZE
capture_flag ACL_CAPTURE_FLAG -
cc1_polarity ACL_CC1_LEVEL USER_CL_CC1_POLARITY
cc2_polarity ACL_CC2_LEVEL USER_CL_CC2_POLARITY
cc3_polarity ACL_CC3_LEVEL USER_CL_CC3_POLARITY
cc4_polarity ACL_CC4_LEVEL USER_CL_CC4_POLARITY
cc_cycle ACL_EXP_CYCLE USER_SW_TRIGGER_CYCLE
cc_cycle_ex ACL_EXP_CYCLE_EX USER_SW_TRIGGER_CYCLE
cc_delay ACL_CC_DELAY USER_CC_DELAY
cc_enable ACL_EXP_EN USER_SW_TRIGGER_ENABLE
cc_out_no ACL_EXP_CC_OUT USER_CL_CC_OUT_NO
cc_polarity ACL_EXP_POL USER_SW_TRIGGER_POLARITY
cc_stop ACL_CC_STOP USER_CC_STOP
ch - -
channel_num - -
chatter_separate ACL_EXT_CHATTER_SEPARATE USER_EXTERNAL_TRIGGER_CHATTER
count_cc ACL_COUNT_CC -
count_exttrig ACL_COUNT_EXTTRIG -
count_fval ACL_COUNT_FVAL -
count_lval ACL_COUNT_LVAL -
custom - -
cxp_bdlink_timeout ACL_CXP_BDLINK_TIMEOUT USER_CXP_BDLINK_TIMEOUT
cxp_bitrate ACL_CXP_BITRATE USER_CXP_PHY_BITRATE
cxp_camlink_timeout ACL_CXP_CAMLINK_TIMEOUT USER_CXP_CAMLINK_TIMEOUT
cxp_connection_num ACL_CXP_CONNECTION_NUM USER_CXP_CONNECTION_NUM
cxp_link_speed ACL_CXP_BITRATE
ACL_CXP_LINK_SPEED
USER_CXP_PHY_BITRATE
USER_CXP_PHY_LINKSPEED
cxp_phy_error_count ACL_CXP_PHY_ERROR_COUNT -
data_mask_ex ACL_DATA_MASK_EX USER_DATA_MASK_EX
data_mask_lower ACL_DATA_MASK_LOWER USER_DATA_MASK_LOWER
data_mask_upper ACL_DATA_MASK_UPPER USER_DATA_MASK_UPPER
debug_print_enabled - -
device - -
dval_enable ACL_DVAL_EN USER_DVAL_SIGNAL_ENABLE
encoder_abs_count ACL_ENC_ABS_COUNT -
encoder_abs_mode ACL_ENC_ABS_MODE -
encoder_abs_start ACL_ENC_ABS_START -
encoder_agr_count ACL_ENC_AGR_COUNT -
encoder_all_count ACL_ENC_RLT_ALL_COUNT -
encoder_compare_reg_1 ACL_ENC_COMPARE_1 USER_ENCODER_COMPARE_REG_1
encoder_compare_reg_2 ACL_ENC_COMPARE_2 USER_ENCODER_COMPARE_REG_2
encoder_count ACL_ENC_RLT_COUNT -
encoder_direction ACL_ENC_DIRECTION USER_ENCODER_PULSE
encoder_enable ACL_ENC_EN USER_ENCODER_ENABLE
encoder_mode ACL_ENC_MODE USER_ENCODER_MODE
encoder_phase ACL_ENC_PHASE USER_ENCODER_PHASE
encoder_rlt_all_count ACL_ENC_RLT_ALL_COUNT -
encoder_rlt_count ACL_ENC_RLT_COUNT -
encoder_start ACL_ENC_START USER_ENCODER_START
encoder_z_phase ACL_ENC_ZPHASE_EN USER_ENCODER_Z_PHASE
exposure ACL_EXPOSURE USER_SW_TRIGGER_WIDTH
exposure_ex ACL_EXPOSURE_EX USER_SW_TRIGGER_WIDTH
express_link ACL_EXPRESS_LINK -
external_trigger_chatter ACL_EXT_CHATTER USER_EXTERNAL_TRIGGER_CHATTER
external_trigger_chatter
_separate
ACL_EXT_CHATTER_SEPARATE USER_EXTERNAL_TRIGGER_CHATTER_SEPARATE
external_trigger_delay ACL_EXT_DELAY USER_EXTERNAL_TRIGGER_DELAY
external_trigger_enable ACL_EXT_EN USER_EXTERNAL_TRIGGER_ENABLE
external_trigger_mode ACL_EXT_MODE USER_EXTERNAL_TRIGGER_POLARITY
external_trigger_polarity ACL_EXT_POL USER_EXTERNAL_TRIGGER_EDGE
fan_prm ACL_FAN_RPM -
fifo_full ACL_FIFO_FULL -
fpga_temp ACL_FPGA_TEMP -
fpga_version ACL_FPGA_VERSION -
frame_no ACL_FRAME_NO -
freq_a ACL_FREQ_A -
freq_b ACL_FREQ_B -
freq_d ACL_FREQ_D -
freq_e ACL_FREQ_E -
freq_f ACL_FREQ_F -
freq_g ACL_FREQ_G -
freq_h ACL_FREQ_H -
freq_fval ACL_FREQ_FVAL -
freq_lval ACL_FREQ_LVAL -
freq_opt1 ACL_FREQ_OPT1 -
freq_opt2 ACL_FREQ_OPT2 -
freq_opt3 ACL_FREQ_OPT3 -
freq_opt4 ACL_FREQ_OPT4 -
freq_opt5 ACL_FREQ_OPT5 -
freq_opt6 ACL_FREQ_OPT6 -
freq_opt7 ACL_FREQ_OPT7 -
freq_opt8 ACL_FREQ_OPT8 -
freq_ttl1 ACL_FREQ_TTL1 -
freq_ttl2 ACL_FREQ_TTL2 -
freq_ttl3 ACL_FREQ_TTL3 -
freq_ttl4 ACL_FREQ_TTL4 -
freq_ttl5 ACL_FREQ_TTL5 -
freq_ttl6 ACL_FREQ_TTL6 -
freq_ttl7 ACL_FREQ_TTL7 -
freq_ttl8 ACL_FREQ_TTL8 -
freq_z ACL_FREQ_Z -
gpin_pin_sel ACL_GPIN_PIN_SEL USER_GPIN_SEL
gpin_pol ACL_GPIN_POL -
gpout_sel ACL_GPOUT_POL USER_GPOUT_POL
gpout_pol ACL_GPOUT_SEL USER_GPOUT_SEL
handle - -
height ACL_Y_SIZE
ACL_Y_TOTAL
USER_Y_SIZE
USER_Y_TOTAL_SIZE
infrared_enable ACL_INFRARED_ENABLE USER_INFRARED_ENABLE
interrupt_line ACL_INTR_LINE USER_DATA_INTERRUT_LINE
interval_exttrig_1 ACL_INTERVAL_EXTTRIG_1 -
interval_exttrig_2 ACL_INTERVAL_EXTTRIG_2 -
interval_exttrig_3 ACL_INTERVAL_EXTTRIG_3 -
interval_exttrig_4 ACL_INTERVAL_EXTTRIG_4 -
is_grab - -
is_opened - -
line_no ACL_LINE_NO -
line_reverse ACL_LINE_REVERSE USER_CAMERALINK_LINE_REVERSE
lval_delay ACL_LVAL_DELAY USER_CAMERALINK_LVAL_DELAY
lvds_cclk_sel ACL_LVDS_CCLK_SEL USER_LVDS_CCLK_SEL
lvds_phase_sel ACL_LVDS_PHASE_SEL USER_LVDS_PAHSE_SEL
lvds_synclt_sel ACL_LVDS_SYNCLT_SEL -
mem_num ACL_MEM_NUM USER_MEMORY_NUM
narrow10bit_enable ACL_NARROW10BIT_ENABLE USER_NARROW10BIT_ENABLE
pix_shift ACL_PIX_SHIFT USER_PIXEL_DATA_SHIFT
pocl_lite_enable ACL_POCL_LITE_ENABLE USER_POCL_LITE_ENABLE
port_a_assign ACL_PORT_A_ASSIGN USER_PORT_A_ASSIGN
port_b_assign ACL_PORT_B_ASSIGN USER_PORT_B_ASSIGN
port_c_assign ACL_PORT_C_ASSIGN USER_PORT_C_ASSIGN
port_d_assign ACL_PORT_D_ASSIGN USER_PORT_D_ASSIGN
port_e_assign ACL_PORT_E_ASSIGN USER_PORT_E_ASSIGN
port_f_assign ACL_PORT_F_ASSIGN USER_PORT_F_ASSIGN
port_g_assign ACL_PORT_G_ASSIGN USER_PORT_G_ASSIGN
port_h_assign ACL_PORT_H_ASSIGN USER_PORT_H_ASSIGN
port_i_assign ACL_PORT_I_ASSIGN USER_PORT_I_ASSIGN
port_j_assign ACL_PORT_J_ASSIGN USER_PORT_J_ASSIGN
power_state ACL_POWER_STATE -
power_supply ACL_POWER_SUPPLY -
reverse_dma_enable ACL_REVERSE_DMA USER_REVERSE_DMA_ENABLE
rgb_swap_enable ACL_RGB_SWAP_ENABLE USER_RGB_SWAP_ENABLE
rolling_shutter ACL_ROLLING_SHUTTER USER_ROLLING_SHUTTER_TRIGGER_ENABLE
scan_system ACL_SCAN_SYSTEM USER_INTERLACE_TYPE
serial_no - -
serial_read_wait_time - -
start_frame_no ACL_START_FRAME_NO -
strobe_delay ACL_STROBE_DELAY USER_STROBE_DELAY_COUNT
strobe_enable ACL_STROBE_EN USER_STROBE_ENABLE
strobe_pol ACL_STROBE_POL USER_STROBE_POLALITY
strobe_time ACL_STROBE_TIME USER_STROBE_TIME_COUNT
sync_ch ACL_SYNC_CH USER_SYNC_CH
sync_lt ACL_SYNC_LT USER_SYNC_LT
tag - -
tap_arrange ACL_TAP_ARRANGE USER_CAMERALINK_REARRANGEMENT_ENABLE
tap_arrange_x_size ACL_ARRANGE_XSIZE USER_CAMERALINK_REARRANGEMENT_XSIZE
tap_direction1 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_1
tap_direction2 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_2
tap_direction3 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_3
tap_direction4 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_4
tap_direction5 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_5
tap_direction6 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_6
tap_direction7 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_7
tap_direction8 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_8
tap_direction9 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_9
tap_direction10 ACL_TAP_DIRECTION USER_CAMERALINK_TAP_DIRECTON_10
tap_num ACL_TAP_NUM USER_X_TAPS_PER_CH
timeout ACL_TIME_OUT USER_TIMEOUT1
vertical_remap ACL_VERTICAL_REMAP USER_VERTICAL_REMAP_ENABLE
virtual_comport ACL_VIRTUAL_COMPORT -
width ACL_X_SIZE USER_X_SIZE
x_delay ACL_X_DELAY USER_X_FRONT_PORCH
y_delay ACL_Y_DELAY USER_Y_FRONT_PORCH
y_total ACL_Y_TOTAL USER_Y_TOTAL_SIZE

Methods

Methods Descriptoin AcapLib2 Function
bgr2rgb(image) カラー画像のとき、BGRからRGBへ並びを入れ替えます。
count_reset() すべてのカウンタをリセットします。
cxp_link_reset() CoaXPressカメラ、ボードに対してリンクリセットを行います。
dispose() クラス内部のリソースを解放します。
get_acapy_properties_text() AcaPyクラスのプロパティ一覧および設定値の書かれたテキストを取得します。
get_bit_assign_ex() 入力画像並べ替え設定を取得します。 AcapGetBitAssignEx
get_boardInfo() PCに接続されているボード一覧の情報を取得します。(static method)
get_camera_category_feature_list(
pCategoryName, nOption)
xml リストを取得します。 AcapGetCameraCategoryFeatureList
get_camera_feature_info(
pFeatureName, nOption)
Feature 情報を取得します。 AcapGetCameraFeatureInfo
get_camera_property_list(
pCategoryName, nOption)
プロパティ情報を取得します。 AcapGetCameraPropertyList
get_enable_board_ch_list() 接続可能なボード番号とCh番号のタプルのリストを取得します。(static method)
get_encoder() エンコーダの設定を取得します。 AcapGetEncoder
get_encoder_abs_multipoint(
point_no)
指定したエンコーダ絶対カウントのポイント番号の絶対カウント値を取得します。
get_external_trigger() 外部トリガの設定を取得します。 AcapGetExternalTrigger
get_frame_no() 現在の画像取得枚数(1,2,3・・・)を取得します。 AcapGetFrameNo
get_gpout() 汎用出力(GPOUT)のレベルを取得します。 AcapGetGPOut
get_image_data(index) リングバッファのIndex番号を指定して、画像データを取得します。
get_info(value_id[, memnum]) 設定IDを指定してボードの設定値を取得します。 AcapGetInfo
get_last_error([error_reset]) 最後に発生したエラー情報を取得します。 AcapGetLastErrorCode
get_last_error_ex(
bErrReset)
最後に発生したエラー情報を取得します。(拡張版) AcapGetLastErrorCodeEx
get_line_trigger() ライントリガの設定を取得します。 AcapGetLineTrigger
get_shutter_trigger() エリアセンサシャッタトリガの設定を取得します。 AcapGetShutterTrigger
get_strobe() ストロボの設定を取得します。 AcapGetStrobe
grab_abort() 画像入力を強制停止します。 AcapGrabAbort
grab_start([input_num]) 画像入力枚数を指定し、画像入力を開始します。 AcapGrabStart
grab_stop() 画像入力を停止します。 AcapGrabStop
load_inifile(filename) ボード設定ファイル(*.ini)を読込、ボードの設定を行います。 AcapSelectFile
opt_link_reset() Opt-C:Linkボードに対してリンクリセットを行います。
print_last_error() 最後に発生したエラー情報をコマンドプロンプトへ表示します。
read([copy, wait_frame]) grab_start()後、現在のフレーム画像を取得します。
read_frames([copy]) 前回取得したフレームの次から、現在のフレームまでの画像を取得します。
reflect_param(
[force_execution])
プロパティで設定した値をボードへ反映させます。 AcapReflectParam
regist_device_alm_callback(
device_alm_func)
DeviceAlarmのコールバックで呼び出される関数を登録します。
regist_frame_end_callback(
frame_end_func)
FrameEndのコールバックで呼び出される関数を登録します。
regist_grab_end_callback(
grab_end_func)
GrabEndのコールバックで呼び出される関数を登録します。
regist_gpin_callback(
gpin_func)
GPINのコールバックで呼び出される関数を登録します。
regist_overwrite_callback(
overwrite_func)
Overwriteのコールバックで呼び出される関数を登録します。
regist_timeout_callback(
timeout_func)
Timeoutのコールバックで呼び出される関数を登録します。
save_inifile(inifilename) ボードに設定されている値をiniファイルに保存します。 AcapSelectFile
serial_close() シリアル通信ポートを閉じます。 AcapSerialClose
serial_get_parameter() シリアル通信のパラメータを取得します。 AcapSerialGetParameter
serial_open(
[baud_rate, data_bit, parity,
stop_bit, flow])
シリアルポートをオープンし、シリアル通信のパラメータを設定します。 AcapSerialOpen AcapSerialSetParameter
serial_read(
[asc,
time_out,
buffer_size,
end_str])
シリアル通信コマンドを受信します。
受信バッファが空になるまで受信します。
AcapSerialRead
serial_write(
write_command
[, asc, start_str, end_str])
シリアル通信コマンドを送信します。 AcapSerialWrite
set_bit_assign_ex(
bit_assign_info)
入力画像並べ替え設定を行います。 AcapSetBitAssignEx
set_encoder(
enc_enable,
enc_mode,
enc_start,
enc_phase,
enc_direction,
z_phase_enable,
compare1,
compare2)
エンコーダを設定します。 AcapSetEncoder
set_encoder_abs_multipoint(
point_no, abs_count)
エンコーダ絶対カウントのポイント番号を指定して、絶対カウント値を設定します。
set_external_trigger(
exp_trg_en,
ext_trg_mode,
ext_trg_dly,
ext_trg_chatter,
timeout)
外部トリガを設定します。 AcapSetExternalTrigger
set_gpout(output_level) 汎用出力(GPOUT)のレベルを設定します。 AcapSetGPOut
set_info(
value_id, value[, memnum])
ボードへ設定IDを指定して値を設定します。
プロパティに設定値がある場合は設定しないでください。
AcapSetInfo
set_line_trigger(
exp_cycle,
exposure,
exp_pol)
ライントリガを設定します。 AcapSetLineTrigger
set_power_supply(
wait_time, value)
カメラクロック確認待機時間(waite_time)をmsecで指定し、給電のON(1)/OFF(0)をvalueに設定します。
set_shutter_trigger(
exp_cycle,
exposure,
exp_pol,
exp_unitt,
cc_sel)
エリアセンサシャッタトリガを設定します。 AcapSetShutterTrigger
set_strobe(
strobe_en,
strobe_delay,
strobe_time)
ストロボを設定します。 AcapSetStrobe
snap([copy]) 1フレームの取込を行います。
wait_grab_start([timeout]) 画像入力開始を待ちます。
wait_frame_end([timeout]) 現在のフレームの入力完了を待ちます。
wait_gpin([timeout]) GPIN割込みを待ちます。
wait_grab_end([timeout]) Grab(連続入力)の完了を待ちます。

bgr2rgbスタティックメソッド

カラー画像のとき、カラーデータのRGBの並びをB,G,RからR,G,Bへ入れ替えます。 モノクロ画像のときは、そのままの画像が返されます。

def bgr2rgb(bgr_image : np.ndarray) -> np.ndarray:

パラメータ

名前 説明
bgr_image np.ndarray numpyのndarray形式のB,G,R順のカラー画像を指定します。

戻り値

rgb_image

名前 説明
rgb_image np.ndarray numpyのndarray形式のR,G,B順のカラー画像を取得します。

count_resetメソッド

FVAL/LVAL/外部トリガ/CC カウント回数及び、外部トリガ間隔カウンタ1~4 のカウンタをリセットしま す。

def count_reset(self) -> bool:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

cxp_link_resetメソッド

対象のポートに接続されているカメラに対し、カメラ接続確立(再初期化)を行います。 ※カメラ設定はデフォルトに戻りますので、LinkSpeed 等カメラ設定を再度実施する必要があります。

def cxp_link_reset(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

disposeメソッド

AcaPyクラス内部のリソースを解放します。

dispose()メソッドを実施後、インスタンスしたクラスオブジェクトは使用できません。

def dispose(self):

get_acapy_properties_textメソッド

AcaPyクラスのプロパティ一覧および設定値の書かれたテキストを取得します。

def get_acapy_properties_text(self) -> str:

戻り値

ret

名前 説明
ret str AcaPyクラスのプロパティ一覧および設定値の書かれたテキスト

get_bit_assign_exメソッド

入力画像並べ替え設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetBitAssignEx()関数相当

def get_bit_assign_ex(self) -> Tuple[int, acaplib2.BITASSIGNINFO]:

戻り値

(ret, bit_assign_info)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
bit_assign_info BITASSIGNINFO 入力画像並べ替え情報が格納された構造体

get_boardInfoスタティックメソッド

接続されているボード情報をACAPBOARDINFOEX構造体で取得します。

AcapLib2のAcapGetBoardInfoEx()関数相当

def get_boardInfo() -> Tuple[int, acaplib2.ACAPBOARDINFOEX]:

戻り値

(ret, board_info)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
board_info ACAPBOARDINFOEX 接続されたボード情報が格納された構造体

get_camera_category_feature_listメソッド

xmlリストをACL_CAM_FEATURE_INFO構造体で取得します。

AcapGetCameraCategoryFeatureList()関数相当

def get_camera_category_feature_list(self, pCategoryName : str, nOption : int) -> Tuple[int, acaplib2.ACL_CAM_FEATURE_INFO]:

パラメータ

名前 説明
pCategoryName str 取得する Category/Feature を指定します。
nOption int 取得レベルを指定します。
0: Beginner
1: Expert
2: Guru
3: 全 FeatureList を取得します。(Invisible を含む)

戻り値

(ret, pList)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
pList ACL_CAM_FEATURE_INFO カメラ設定情報が格納された構造体

get_camera_feature_infoメソッド

カメラのFeature 情報をACL_CAM_FEATURE_INFO構造体で取得します。

AcapLib2のAcapGetCameraFeatureInfo()関数相当

def get_camera_feature_info(self, pFeatureName : str, nOption : int) -> Tuple[int, acaplib2.ACL_CAM_FEATURE_INFO]:

パラメータ

名前 説明
pFeatureName str 取得する Feature名の文字列を指定します。
nOption int 取得レベルを指定します。
0: Beginner
1: Expert
2: Guru
3: 全 FeatureList を取得します。(Invisible を含む)

戻り値

(ret, pFeatureInfo)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
pFeatureInfo ACL_CAM_FEATURE_INFO カメラのFeature 情報が格納された構造体

get_camera_property_listメソッド

カメラのプロパティ情報をACL_CAM_PROPERTY_LIST構造体で取得します。

AcapLib2のAcapGetCameraPropertyList()関数相当

def get_camera_property_list(self, pCategoryName : str, nOption : int) -> Tuple[int, acaplib2.ACL_CAM_PROPERTY_LIST]:

パラメータ

名前 説明
pCategoryName str 取得する Category/Feature名の文字列を指定します。
nOption int 予約(reserved)

戻り値

(ret, pPropList)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
pPropList ACL_CAM_PROPERTY_LIST カメラプロパティ情報が格納された構造体

get_enable_board_ch_listスタティックメソッド

AcaPyクラスのインスタンスの引数に渡す事が可能なボード番号とCh番号、ボード名、ボードのシリアル番号のタプルのリストを取得します。

def get_enable_board_ch_list() -> List[Tuple[int, int, str, int]]:

戻り値

[(board_id, ch, board_name, serial_no)]

名前 説明
board_id int ボード番号(ボードID)
ch int チャンネル番号
board_name str ボード名
serial_no int ボードのシリアル番号

get_encoderメソッド

エンコーダ設定値を取得します。

AcapLib2のAcapGetEncoder()関数相当

def get_encoder(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, enc_enable, enc_mode, enc_start, enc_phase, enc_direction, z_phase_enable, compare1, compare2, comp2_count)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
enc_enable int エンコーダ使用設定
enc_mode int エンコーダモード
enc_start int エンコーダ起動方法
enc_phase int エンコーダパルス
enc_direction int エンコーダ回転方向
z_phase_enable int Z 相使用設定
compare1 int 比較レジスタ1(遅延パルス設定)
compare2 int 比較レジスタ2(間隔パルス設定)
comp2_count int エンコーダカウント値
相対カウント、有効時:総カウント数
絶対カウント、有効時:絶対カウント値

get_encoder_abs_multipointメソッド

絶対カウント・マルチポイント値を取得します。

def get_encoder_abs_multipoint(self, point_no : int) -> Tuple[int, int]:

パラメータ

名前 説明
point_no int 設定するマルチポイントの番号を指定します。(0~255)

戻り値

(ret, abs_count)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
abs_count int 絶対カウント・マルチポイント値

get_external_triggerメソッド

外部トリガの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetExternalTrigger()関数相当

def get_external_trigger(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, exp_trg_en, ext_trg_mode, ext_trg_dly, ext_trg_chatter, timeout)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
exp_trg_en int 外部トリガ 使用設定
ext_trg_mode int 外部トリガモード
ext_trg_dly int 外部トリガ 検出遅延時間 (1us 単位)
ext_trg_chatter int 外部トリガ 検出無効時間 (1us 単位)
timeout int 検出待機時間 (1ms 単位)

get_frame_noメソッド

入力フレームの情報を取得します。

AcapLib2のAcapGetFrameNo()関数相当

def get_frame_no(self) -> Tuple[int, int, int , int]:

戻り値

(ret, frame_no, line, index)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
frame_no int 入力が完了したフレーム数を取得します。
line int フレーム内の入力が完了したライン数を取得します。
index int 最後に入力が完了したメモリ番号(1,2,3...)を取得します。

get_gpoutメソッド

GPOUTの状態を取得します。

AcapLib2のAcapGetGPOut()関数相当

def get_gpout(self) -> Tuple[int, int]:

戻り値

(ret, dwOutputLevel)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
dwOutputLevel int GPOUT 出力設定状態を対応するBit で格納します。
0:OFF/1:ON
Bit0:GPOUT[1]ピン (GP_OUT1)
Bit1:GPOUT[2]ピン (GP_OUT2)

Bit7:GPOUT[8]ピン

get_image_dataメソッド

リングバッファのIndex番号(0, 1, 2...)を指定し、画像データを取得します。

def get_image_data(self, index : int) -> Union[np.ndarray, None]:

パラメータ

名前 説明
index int リングバッファのIndex番号(0, 1, 2...)を指定しリます。

戻り値

image

名前 説明
image np.ndarray 画像データはnumpyのndarrayで取得します。

get_infoメソッド

設定IDを指定して、設定値を取得します。

AcapLib2のAcapGetInfo()関数相当

def get_info(self, value_id : int, mem_num : int = 0) -> Tuple[int, int]:

パラメータ

名前 説明
value_id int 設定ID
mem_num int value_idの値により使用方法が異なります。
詳細はAcapLib2マニュアルのAcapGetInfo関数を参照ください。

戻り値

(ret, value)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
value int 取得した設定値

get_last_errorメソッド

最後に発生したエラー情報を取得します。

AcapLib2のAcapGetLastErrorCode()関数相当

def get_last_error(self, error_reset : bool = False) -> acaplib2.ACAPERRORINFO:

パラメータ

名前 説明
error_reset bool True: エラー情報をリセット
False: エラー情報をリセットしない

戻り値

error_info

名前 説明
error_info acaplib2.ACAPERRORINFO エラーの内容をACAPERRORINFO構造体で取得します。

get_last_error_exメソッド

最後に発生したエラー情報を取得します。

AcapLib2のAcapGetLastErrorCodeEx()関数相当

def get_last_error_ex(self, bErrReset : bool) -> acaplib2.ACAPERRORINFOEX:

パラメータ

名前 説明
bErrReset bool True: エラー情報をリセットする
False: エラー情報をリセットしない

戻り値

error_info_ex

名前 説明
error_info_ex ACAPERRORINFOEX エラーの内容をACAPERRORINFOEX構造体で取得します。

get_line_triggerメソッド

ライントリガの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetLineTrigger()関数相当

def get_line_trigger(self) -> Tuple[int, int, int, int]:

戻り値

(ret, exp_cycle, exposure, exp_pol)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
exp_cycle int 露光周期を1μsec単位で取得します。
exposure int 露光時間を1μsec単位で取得します。
exp_pol int 出力論理を取得します。
1: 正論理
0: 負論理

get_shutter_triggerメソッド

シャッタトリガの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetShutterTrigger()関数相当

def get_shutter_trigger(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, exp_cycle, exposure, exp_pol, exp_unit, cc_sel)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
exp_cycle int CC周期を1μsec単位で取得します。
exposure int CC出力幅を1μsec単位で取得します。
exp_pol int 出力論理を取得します。
exp_unit int 未サポート
cc_sel int 露光信号を出力するCC 番号を取得します。

get_strobeメソッド

ストロボの設定を取得します。

AcapLib2のAcapGetStrobe()関数相当

def get_strobe(self) -> Tuple[int, int, int, int]:

戻り値

(ret, strobe_en, strobe_delay, strobe_time)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
strobe_en int ストロボの有効(1)/無効(0)状態を取得します。
strobe_delay int ストロボパルスが出力されるまでの遅延時間(1μsec単位)を取得します。
strobe_time int ストロボを出力する時間(1μsec単位)を取得します。

grab_abortメソッド

撮影中の画像(フレーム)取込の完了を待たずに画像入力を停止します。

AcapLib2のAcapGrabAbort()関数相当

def grab_abort(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

grab_startメソッド

画像入力を開始します。

grab_start()メソッドを実行したら、必ずgrab_stop()メソッド、もしくはgrab_abort()メソッドで画像入力を停止させてください。

AcapLib2のAcapGrabStart()関数相当

def grab_start(self, input_num : int = 0) -> int:

パラメータ

名前 説明
input_num int 0: 連続入力
1~0xFFFFFFFF: 指定枚入力

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

grab_stopメソッド

撮影中の画像(フレーム)取込の完了を待ってから画像入力を停止します。

grab_start()メソッドで取込枚数(input_num)を指定したときは、枚数分の取込完了を待ちます。

AcapLib2のAcapGrabStop()関数相当

def grab_stop(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

load_inifileメソッド

ボード設定ファイル(iniファイル)を読込ます。

AcapLib2のAcapSelectFile()関数相当

def load_inifile(self, inifilename : str) -> int:

パラメータ

名前 説明
inifilename str iniファイルのファイル名を指定します。
iniファイルはAcapLib2のiniファイルと同じファイルを用います。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

opt_link_resetメソッド

Opt-C:Link ボードに対してリンクリセット(再初期化)を行います。

def opt_link_reset(self) -> bool:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

print_last_errorメソッド

最後に発生したエラー情報をコマンドラインに表示します。

def print_last_error(self) -> acaplib2.ACAPERRORINFOEX:

戻り値

error_info

名前 説明
error_info acaplib2.ACAPERRORINFOEX エラーの内容をACAPERRORINFOEX構造体で取得します。

readメソッド

grab_startメソッドを実行後、grab_startメソッドを実行するまでの間で実行し、現在の画像データを1フレーム分取得します。

def read(self, copy : bool = False, wait_frame : bool = True) -> Tuple[int, Union[np.ndarray, None], int, int]:

パラメータ

名前 説明
copy bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。この場合、画像データが上書きされる場合があります。
wait_frame bool True: 1フレーム分の画像データ取得完了を待ってから画像データを取得します。
False:1フレーム分の画像データ取得完了を待たずに画像データを取得します。

戻り値

(ret, frame, frame_no, line)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
frame np.ndarray 取得した画像データ
カラー画像の場合、データの並びはB, G, Rとなります。(OpenCVと同等)
frame_no int grab_startから入力が完了したフレーム数(1, 2, 3...)
line int 入力が完了したライン数

read_framesメソッド

grab_startメソッドを実行後、grab_stopメソッドを実行するまでの間で実行し、前回取得したフレームの次のフレームから現在取得したフレームまでの画像データをリストで取得します。

カメラのフレームレートが速い場合、取得したフレーム画像が上書きされる場合があります。 その場合、mem_numプロパティの値(リングバッファの画像面数)を大きくしてください。

def read_frames(self, copy : bool = False, wait_frame : bool = True) -> Tuple[int, Union[List[np.ndarray], None], int, int]:

パラメータ

名前 説明
copy bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。
wait_frame bool True: 現在のフレームの画像データ取得完了を待ってから画像データを取得します。
False:現在のフレームの画像データ取得完了を待たずに画像データを取得します。

戻り値

(ret, frames, count, frame_no)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
データ上書き時: リングバッファが上書きされた画像枚数を負にした値
frames np.ndarray 前回取得したフレームの次のフレームから現在取得したフレームまでの画像データをリストで取得します。
カラー画像の場合、データの並びはB, G, Rとなります。(OpenCVと同等)
count int 前回取得したフレームの次のフレームから現在取得したフレームまでのフレーム数
frame_no int grab_startから入力が完了した総フレーム数(1, 2, 3...)

reflect_paramメソッド

プロパティで設定した値を画像入力ボードに反映します。

AcapLib2のAcapReflectParam()関数相当

def reflect_param(self, force_execution : bool = False) -> int:

パラメータ

名前 説明
force_execution bool True: 設定の反映が不要な場合でも設定の反映を行います。
False:設定の反映が必要な場合に設定の反映を行います。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

regist_device_alm_callbackメソッド

デバイスアラーム割り込み(ACL_INT_DEVICE_ALM)イベントのコールバック関数を登録します。

登録した関数はサブスレッドで呼び出されます。

device_alm_funcに None を指定すると、コールバック関数の登録は解除されます。

def regist_device_alm_callback(self, device_alm_func):

パラメータ

名前 説明
device_alm_func Function ACL_INT_DEVICE_ALMイベントで呼び出される関数を指定します。

サンプル

import acapy    # AcaPy

def capture_device_alm(capture, alarm_status):
    '''ACL_INT_DEVICE_ALMのコールバック関数

    Parameters
    ----------
    capture : AcaPy class
        コールバック元のAcaPyクラスオブジェクト
    alarm_status : int
        アラームの内容  
        BIT3 サーマルシャットダウンアラーム
        BIT2 FAN 回転数アラーム
        BIT1 FPGA 温度アラーム
        BIT0 基板周辺温度アラーム
    '''
    # DeviceAlarmがあったときに発生
    print(f"[device_alm callback] board_id={capture.board_id}, ch={capture.ch}, alarm_status={alarm_status}")

# AcaPyクラスのインスタンス
cap = acapy.AcaPy()
# DeviceAlarmのコールバック関数を登録
cap.regist_device_alm_callback(capture_device_alm)

regist_frame_end_callbackメソッド

1フレーム入力完了割り込み(ACL_INT_FRAMEEND)イベントのコールバック関数を登録します。

登録した関数はサブスレッドで呼び出されます。

frame_end_funcに None を指定すると、コールバック関数の登録は解除されます。

def regist_frame_end_callback(self, frame_end_func, frame_copy_flag: bool=False):

パラメータ

名前 説明
frame_end_func Function ACL_INT_FRAMEENDイベントで呼び出される関数を指定します。
frame_copy_flag bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。(初期値)

サンプル

import acapy    # AcaPy

def capture_frame_end(capture, frames, count, total_frame_count, error_info):
    '''ACL_INT_FRAMEENDのコールバック関数

    Parameters
    ----------
    capture : AcaPy class
        コールバック元のAcaPyクラスオブジェクト
    frames : List[ndarray]
        前回の次のフレームから今回のフレームまでの画像データのリスト
    count : int
        リストに格納されたフレームの枚数
    total_frame_count : int
        今回まで取得した全フレーム枚数
    error_info : int
        エラー情報。1のときエラーなし、負のとき上書きされたフレーム枚数
    '''
    # 各フレーム画像の取込が完了したときに発生
    # error_infoの値が負のときは、フレーム画像の上書きが発生しています。
    #  -> AcaPyクラスのリングバッファの面数(mem_numプロパティの値)を多くしてください。
    print(f"[frame_end callback] board_id={capture.board_id}, ch={capture.ch}, FrameNo={total_frame_count}, count={count}, error_info={error_info}")

# AcaPyクラスのインスタンス
cap = acapy.AcaPy()
# FrameEndのコールバック関数を登録
cap.regist_frame_end_callback(capture_frame_end)

regist_grab_end_callbackメソッド

入力終了割り込み(ACL_INT_GRABEND)イベントのコールバック関数を登録します。

登録した関数はサブスレッドで呼び出されます。

grab_end_funcに None を指定すると、コールバック関数の登録は解除されます。

def regist_grab_end_callback(self, grab_end_func):

パラメータ

名前 説明
grab_end_func Function ACL_INT_GRABENDイベントで呼び出される関数を指定します。

サンプル

import acapy    # AcaPy

def capture_grab_end(capture):
    '''ACL_INT_GRABENDのコールバック関数

    Parameters
    ----------
    capture : AcaPy class
        コールバック元のAcaPyクラスオブジェクト
    '''
    # grab_start()メソッドで枚数指定分の画像取込が完了したときに発生
    print(f"[grab_end callback] board_id={capture.board_id}, ch={capture.ch}")

# AcaPyクラスのインスタンス
cap = acapy.AcaPy()
# GrabEndのコールバック関数を登録
cap.regist_grab_end_callback(capture_grab_end)

regist_gpin_callbackメソッド

GPIN 割り込み (ACL_INT_GPIN)イベントのコールバック関数を登録します。

登録した関数はサブスレッドで呼び出されます。

gpin_funcに None を指定すると、コールバック関数の登録は解除されます。

def regist_gpin_callback(self, gpin_func):

パラメータ

名前 説明
gpin_func Function ACL_INT_GPINイベントで呼び出される関数を指定します。

サンプル

import acapy    # AcaPy

def capture_gpin(capture, gpin_polarity):
    '''ACL_INT_GPINのコールバック関数

    Parameters
    ----------
    capture : AcaPy class
        コールバック元のAcaPyクラスオブジェクト
    gpin_polarity : int
        GPINのレベル
    '''
    # GPINの入力があったときに発生
    print(f"[gpin callback] board_id={capture.board_id}, ch={capture.ch}, gpin_polarity={gpin_polarity}")

# AcaPyクラスのインスタンス
cap = acapy.AcaPy()
# GPINのコールバック関数を登録
cap.regist_gpin_callback(capture_gpin)

regist_overwrite_callbackメソッド

バッファオーバーフロー(リングバッファのメモリが1周以上したことによる画像データの上書き)イベントのコールバック関数を登録します。

登録した関数はサブスレッドで呼び出されます。

overwrite_funcに None を指定すると、コールバック関数の登録は解除されます。

def regist_overwrite_callback(self, overwrite_func):

パラメータ

名前 説明
overwrite_func Function オーバーライトイベントで呼び出される関数を指定します。

サンプル

import acapy    # AcaPy

def capture_overwrite(capture, count, total_frame_count, overwrite_count):
    '''オーバーライトのコールバック関数

    Parameters
    ----------
    capture : AcaPy class
        コールバック元のAcaPyクラスオブジェクト
    count : int
        前回から今回まで取得した画像の枚数
    total_frame_count : int
        取込開始から取得した画像の総枚数
    overwrite_count : int
        上書きされた画像の枚数
    '''
    # Overwrite(画像データの上書き)が発生したときに発生
    print(f"[overwrite callback] board_id={capture.board_id}, ch={capture.ch}")

# AcaPyクラスのインスタンス
cap = acapy.AcaPy()
# Overwrite(画像データの上書き発生)のコールバック関数を登録
cap.regist_overwrite_callback(capture_overwrite)

regist_timeout_callbackメソッド

タイムアウト(ACL_INT_TIMEOUT)イベントのコールバック関数を登録します。

登録した関数はサブスレッドで呼び出されます。

timeout_funcに None を指定すると、コールバック関数の登録は解除されます。

def regist_timeout_callback(self, timeout_func):

パラメータ

名前 説明
timeout_func Function ACL_INT_TIMEOUTイベントで呼び出される関数を指定します。

サンプル

import acapy    # AcaPy

def capture_timeout(capture):
    '''ACL_INT_TIMEOUTのコールバック関数

    Parameters
    ----------
    capture : AcaPy class
        コールバック元のAcaPyクラスオブジェクト
    '''
    # Timeoutがあったときに発生
    print(f"[timeout callback] board_id={capture.board_id}, ch={capture.ch}")

# AcaPyクラスのインスタンス
cap = acapy.AcaPy()
# Timeoutのコールバック関数を登録
cap.regist_timeout_callback(capture_timeout)

save_inifileメソッド

ボードに設定されている値をiniファイルに保存します。

AcapLib2のAcapSelectFile()関数相当

def save_inifile(self, inifilename : str) -> int:

パラメータ

名前 説明
inifilename str 保存するiniファイルのファイルパス

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

serial_closeメソッド

シリアル通信のポートをクローズします。

AcapLib2のAcapSerialClose()関数相当

def serial_close(self) -> int:

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

serial_get_parameterメソッド

シリアル通信の設定を取得します。 serial_open()メソッドにてシリアルポートをオープン後に行ってください。

AcapLib2のAcapSerialGetParameter()関数相当

def serial_get_parameter(self) -> Tuple[int, int, int, int, int, int]:

戻り値

(ret, baud_rate, data_bit, parity, stop_bit, flow)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
baud_rate int ボーレートを以下の値を取得します。
data_bit int データビットを取得します。
parity int パリティを取得します。
stop_bit int ストップビットを取得します。
flow int フロー制御を取得します。

serial_openメソッド

シリアル通信のポートをオープンします。

AcapLib2のAcapSerialOpen()関数、AcapSerialSetParameter()関数相当

def serial_open(self, baud_rate : int = 9600, data_bit : int = 8, parity : int = 0, stop_bit : int = 0, flow : int = 0) -> int:

パラメータ

名前 説明
baud_rate int ボーレートを以下の値の中から設定します。
9600, 19200, 38400, 57600, 115200
data_bit int データビットを指定します。(現在、8 のみ設定可)
parity int パリティを指定します。(現在、「0 :なし」 のみ設定可)
stop_bit int ストップビットを指定します。(現在、「0: 1bit」 のみ設定可)
flow int フロー制御を指定します。(現在、「0 :なし」 のみ設定可)

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

serial_readメソッド

シリアル通信コマンドの受信を行います。 受信はデータが空になるか、stop_bit、タイムアウトになるまで行われます。

AcapLib2のAcapSerialRead()関数相当

def serial_read(self, asc : bool = True, time_out : int = 100, buffer_size : int = 511, end_str : Union[str, None] = None) -> Tuple[int, str, int]:

パラメータ

名前 説明
asc bool シリアルに読込む(受信)文字のコードを指定します。
False: 16 進数(HEX)表記
True: ASCII
time_out int 受信したデータバッファの最後尾が、終端文字列と一致するまでのタイ ムアウト時間[mSec]を指定します。
buffer_size int コマンド文字列格納バッファのサイズを指定します。
end_str int コマンドの終端文字列を指定します。

戻り値

(ret, read_command, read_bytes)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
read_command str 受信した文字列
read_bytes int 受信したデータのバイト数

serial_writeメソッド

指定した文字コードでコマンドの書込み(送信)を行います。 AcapLib2のAcapSerialWrite()関数相当

def serial_write(self, write_command : str, asc : bool = True, start_str : str = ””, end_str : str = "\r") -> int:

パラメータ

名前 説明
write_command str シリアルに送信するコマンド
asc bool シリアルに書込む(送信)文字のコードを指定します。
False: 16 進数(HEX)表記
True: ASCII
start_str str asc がTRUE の場合に指定できます。
コマンドの開始文字列(ASCII 表記)
end_str str asc がTRUE の場合に指定できます。
コマンドの終端文字列(ASCII 表記)

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_bit_assign_exメソッド

シリアル通信の設定を取得します。

AcapLib2のAcapSetBitAssignEx()関数相当

def set_bit_assign_ex(self, bit_assign_info : acaplib2.BITASSIGNINFO) -> int:

パラメータ

名前 説明
bit_assign_info acaplib2.BITASSIGNINFO 並べ替え情報を格納する構造体を指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_encoderメソッド

エンコーダの設定を行います。 AcapLib2のAcapSetEncoder()関数相当

def set_encoder(self, enc_enable : int, enc_mode : int, enc_start : int, enc_phase : int, enc_direction : int, z_phase_enable : int, compare1 : int, compare2 : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
enc_enable int エンコーダ使用設定
0: 無効
1: 有効(相対カウント)
2: 有効(絶対カウント)
enc_mode int エンコーダモード
0: エンコーダスキャンモード
1: エンコーダライン選択モード
enc_start int エンコーダの起動方法
0: エンコーダをCPU で起動
1: エンコーダを外部トリガで起動
2: エンコーダをCPU で起動して、外部トリガを一致パルスとして使用
enc_phase int エンコーダパルス
0: AB相
1: A相
enc_direction int エンコーダ回転方向
0: CW
1: CCW
z_phase_enable int Z 相使用設定
0: 使用しない
1: 使用する
compare1 int 比較レジスタ1(遅延パルス設定)
0 ~ 4,294,967,295
compare2 int 比較レジスタ2(間隔パルス設定)
1 ~ 4,294,967,295

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_encoder_abs_multipointメソッド

絶対カウントマルチポイントの値を設定します。

def set_encoder_abs_multipoint(self, point_no : int, abs_count : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
point_no int 設定するマルチポイントの番号を指定します。(0~255)
abs_count int 絶対カウント・マルチポイント値の設定を行います。
-2147483648 ~ 2147483647

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_external_triggerメソッド

外部トリガの種別、検出方法などを設定します。 AcapLib2のAcapSetExternalTrigger()関数相当

def set_external_trigger(self, exp_trg_en : int, ext_trg_mode : int, ext_trg_dly : int, ext_trg_chatter : int, timeout : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
exp_trg_en int 外部トリガとして使用する信号の選択
0 : 無効
1 : TTL トリガ
2 : 差動トリガ(エンコーダと共用)
3 : 新規差動トリガ
4 : OPT トリガ
ext_trg_mode int 外部トリガモード
0 : 外部トリガ1 回でCC が1 回出力するモード(連続外部トリガモード)
1 : 外部トリガ1 回でCC が周期出力するモード(単発外部トリガモード)
ext_trg_dly int 外部トリガ 検出遅延時間 (1us 単位)
ext_trg_chatter int 外部トリガ 検出無効時間 (1us 単位)
timeout int 検出待機時間 (1ms 単位)
1 ~ 4,294,967,295

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_gpoutメソッド

GPOUT ピンの出力を制御します。 AcapLib2のAcapSetGPOut()関数相当

 def set_gpout(self, output_level : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
output_level int 対応するBit のGPOUT ピンをON(High)/OFF(Low)します。
0:OFF/1:ON
Bit0:GPOUT[1]ピン (GP_OUT1)
Bit1:GPOUT[2]ピン (GP_OUT2)

Bit7:GPOUT[8]ピン

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_infoメソッド

設定IDを指定して、設定値を設定します。 プロパティに同様の設定値がある場合は設定しないでください。

AcapLib2のAcapSetInfo()関数相当

def set_info(self, value_id : int, value : int, mem_num : int = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
value_id int 設定ID
value int 設定値
mem_num int value_idの値により使用方法が異なります。
詳細はAcapLib2マニュアルのAcapSetInfo関数を参照ください。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_line_triggerメソッド

ラインセンサへ出力するCC 信号の周期・幅を設定します。 AcapLib2のAcapSetLineTrigger()関数相当

def set_line_trigger(self, exp_cycle : int, exposure : int, exp_pol : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
exp_cycle int CC 出力周期 (1us 単位) ※CoaXPress の場合はトリガパケットです。
0 ~ 4,294,967,295
exposure int CC 出力幅 (1us 単位)
0 ~ 4,294,967,295
exp_pol int 出力論理
0 : 負論理
1 : 正論理

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_power_supplyメソッド

カメラへの電源供給を制御します。

def set_power_supply(self, value : int, wait_time : int = 6000) -> int:

パラメータ

名前 説明
value int 電源のON/OFF
0: OFF
1: ON
wait_time int タイムアウト時間をmsで指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_shutter_triggerメソッド

エリアセンサシャッタトリガを設定します。

AcapLib2のAcapSetShutterTrigger()関数相当

def set_shutter_trigger(self, exp_cycle : int, exposure : int, exp_pol : int, exp_unit : int, cc_sel : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
exp_cycle int CC 出力周期 (1us 単位)
0 ~ 429,496,729
exposure int CC 出力幅 (1us 単位)
0 ~ 429,496,729
exp_pol int 出力論理
0 : 負論理
1 : 正論理
exp_unit int 未サポート
cc_sel int 出力する番号
1 : CC1 / 2 : CC2 / 3 : CC3 / 4 : CC4

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

set_strobeメソッド

ストロボを設定します。

AcapLib2のAcapSetStrobe()関数相当

def set_strobe(self, strobe_en : int, strobe_delay : int, strobe_time : int) -> int:

パラメータ

名前 説明
strobe_en int ストロボ 使用設定
0 : 無効 / 1 : 有効
strobe_delay int ストロボパルスが出力されるまでの遅延時間 (1us 単位)
0 ~ 65,535
strobe_time int ストロボパルスを出力する時間 (1us 単位)
0 ~ 65,535

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

snapメソッド

画像を1枚取込みます。

高速に連続取込する場合は、grabをお使い下さい。(参照:Snap sample

regist_frame_end_callback()メソッドにより、コールバック関数が登録されている場合、戻り値で取得した画像データ(frame)はNoneになるため、登録したコールバック関数内にて画像データを取得してください。

def snap(self, copy : bool = False) -> Tuple[int, Union[np.ndarray, None]]:

パラメータ

名前 説明
copy bool True: リングバッファから画像データをコピーして取得します。
False:リングバッファの画像データを取得します。この場合、画像デー
タが上書きされる場合があります。

戻り値

(ret, frame)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
frame np.ndarray 取得した画像データ
カラー画像の場合、データの並びはB, G, Rとなります。
(OpenCVと同等)

wait_frame_endメソッド

1フレーム分の画像取込完了を待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEvent()関数のACL_INT_FRAMEEND相当

def wait_frame_end(self, timeout : int = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

wait_grab_endメソッド

画像入力終了割り込みを待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEvent()関数のACL_INT_GRABEND相当

def wait_grab_end(self, timeout : int = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

wait_grab_startメソッド

画像入力開始割り込みを待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEvent()関数のACL_INT_GRABSTART相当

def wait_grab_start(self, timeout : int = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

wait_gpinメソッド

GPIN 割り込みを待ちます。

AcapLib2のAcapWaitEvent()関数のACL_INT_GPIN相当

def wait_gpin(self, timeout : int = -1) -> int:

パラメータ

名前 説明
timeout int 待機時間をmsec単位で指定します。
値が負の場合、timeoutプロパティで指定された時間分待機します。

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

Structure

Structure Descriptoin
ACAPERRORINFOEX 拡張エラー情報
ACL_BUFF_INFO_DIVIDE バッファ分割DMA設定
ACL_BUFF_INFO_RESIZE サイズ違い DMA設定
ACL_BUFF_INFO_ROI 非線形 DMA(ROI)設定
ACL_CAM_FEATURE_INFO カメラ設定値情報
ACL_CAM_FEATURE_LIST カメラ設定値構造(リスト)情報
ACL_CAM_PROPERTY_LIST カメラ設定値配列情報

ACAPERRORINFOEX構造体

拡張エラー情報

メンバー

名前 説明
nChannel c_int エラーが発生したチャンネル
0: チャンネル依存なし
1: CH1
2: CH2
3: CH3
4: CH4
5: CH5
6: CH6
dwCommonErrorCode c_ulong 共通要因エラー
dwBoardErrorCode c_ulong ボード固有要因エラー
dwExtendErrorCode c_ulong 拡張エラー
nGCErrorCode c_int GenICam エラーコードが格納されます。
nBaseErrorCode c_int GenICam アクセス時ベースライブラリエラーコードが格納されます。
dwAckCode c_ulong GenICam アクセス時の Ack コードが格納されます。
reserved c_ulong * 32 予約領域
pErrMsg c_char * 2048 エラーメッセージが格納されます。

ACL_BUFF_INFO_DIVIDE構造体

バッファ分割DMA設定

メンバー

名前 説明
SizeOf c_ulong 構造体のサイズ
TransferXSize c_ulong 実際に転送する横の画素数です。(=入力データ矩形サイズ)
TransferYSize c_ulong 実際に転送する行数です。(=入力データ矩形サイズ)
BitWidth c_ulong 1 画素の Bit 幅です。
NumOfRegions c_ulong バッファ分割数です。2 以上の値を指定します。
Region ACL_REGION * 1 2 つ以上の分割情報を、ACL_REGION 構造体配列で指定します。 NumOfRegions の数だけ構造体配列を用意しなければなりません。

ACL_BUFF_INFO_RESIZE構造体

サイズ違い DMA設定

メンバー

名前 説明
SizeOf c_ulong 構造体のサイズ
TransferXSize c_ulong 実際に転送する横の画素数です。(=転送先バッファの横の画素数)
TransferYSize c_ulong 実際に転送する行数です。(=転送先バッファの行数)
BitWidth c_ulong 1 画素の Bit 幅です。
DmaType c_ulong 転送方法に変化を与える場合に、以下の定義を BitOR で指定します。
ACL_DMATYPE_YREVERSE(1) ACL_DMATYPE_VERT_REMAP(2)
何も設定しない場合は以下を指定します。
ACL_DMATYPE_NORMAL(0)
pBuffer c_void_p 転送するデータの外部バッファポインタを指定します。 ここに設定するバッファは、以下のサイズ以上を確保しなければなりません。
バッファサイズ
 =TransferXSize×1 画素のバイト数×TransferYSize

ACL_BUFF_INFO_ROI構造体

サイズ違い DMA設定

メンバー

名前 説明
SizeOf c_ulong 構造体のサイズ
TransferXSize c_ulong 実際に転送する横の画素数です。(=転送先バッファの横の画素数)
TransferYSize c_ulong 実際に転送する行数です。(=転送先バッファの行数)
BitWidth c_ulong 1 画素の Bit 幅です。
DmaType c_ulong 転送方法に変化を与える場合に、以下の定義を BitOR で指定します。
ACL_DMATYPE_YREVERSE(1)
ACL_DMATYPE_VERT_REMAP(2)
何も設定しない場合は以下を指定します。
ACL_DMATYPE_NORMAL(0)
BufferXSize c_ulong 転送先バッファの横の画素数です。
BufferYSize c_ulong 転送先バッファの行数です。
XOffset c_ulong 転送先バッファ矩形の左上座標からの横(X)オフセットです。
YOffset c_ulong 転送先バッファ矩形の左上座標からの縦(Y)オフセットです。
pBuffer c_void_p 転送するデータの外部バッファポインタを指定します。 ここに設定するバッファは、以下のサイズ以上を確保しなければなりませ ん。
バッファサイズ
 =TransferXSize×1 画素のバイト数×TransferYSize

ACL_CAM_FEATURE_INFO構造体

カメラ設定値情報

メンバー

名前 説明
nType c_int Feature のパラメータタイプが格納されます。
2:Integer
3:Boolean
4:Command
5:Float
6:String
9:Enumeration
nEntryStrNum c_int EntryStr の要素数を返します。
EntryStr (c_char * 128) * 32 Enum 文字列が格納されます。
AccessMode c_char * 32 AccessMode が格納されます。 (RO/RW/WO)
ValueMax c_double 設定可能最大値が格納されます。
ValueMin c_double 設定可能最小値が格納されます。
ValueInc c_double 設定可能単位が格納されます。

ACL_CAM_FEATURE_LIST構造体

カメラ設定値構造(リスト)情報

メンバー

名前 説明
CategoryNum c_ulonglong 取得した Category 数が格納されます。
CategoryName (c_char * 128) * 64 取得した Category 名が格納されます。
NextCategoryNum c_ulonglong * 64 Category 以下の Category 数が格納されます。
FeatureNum c_ulonglong 取得した FeatureNum 数が格納されます。
FeatureName (c_char * 128) * 64 取得した FeatureNum 名が格納されます。

ACL_CAM_PROPERTY_LIST構造体

カメラ設定値配列情報

メンバー

名前 説明
PropertyNum c_ulonglong 取得したプロパティ数が格納されます。
PropertyName (c_char * 128) * 32 取得したプロパティ名が格納されます。
PropertyValue (c_char * 2048) * 32 取得したプロパティ値が格納されます。
PropertyAttrValue (c_char * 128) * 32) 取得したプロパティ属性が格納されます。

CameraControl Class

カメラパラメータの取得/設定用クラスです。

AcaPy Ver.1.1.0において、CoaXPressカメラのみの対応となります。

Examples

AcaPyクラスのインスタンスからCameraControlクラスをインスタンスし、AcaPyクラスオブジェクトで接続されているカメラに対して、カメラの設定を行います。

import sys

import acapy    # AcaPyクラス
from acapy import cameracontrol as cam # カメラ設定用

# **************************************************************
# AcaPyクラスのインスタンス(ボードの設定を行う)
# **************************************************************
capture = acapy.AcaPy()

if capture.is_opened is False:
    # 画像入力ボードが見つからないときは終了
    capture.dispose()
    print("Board or Camera not recognized.")
    sys.exit(0)

# iniファイル(ボード設定ファイル)の読込、AcapLib2のiniファイルと共通です。
# iniファイルは実際に使用するカメラ用のファイルを指定してください。
ret = capture.load_inifile("./AreaSensor_mono.ini")

# ボードの設定例(AcaPyクラスのプロパティで値を設定)
capture.width = 640
capture.height = 480

# プロパティの値を設定したときは、reflect_param()メソッドの実行が必要になります。
capture.reflect_param() 

# ボードの設定をiniファイルに保存
capture.save_inifile("./AreaSensor_mono_save.ini")

# ボードの設定値の取得例(AcaPyクラスのプロパティで値を取得)
capture_width = capture.width   # 画像の幅
capture_height = capture.height # 画像の高さ
capture_camera_bit = capture.camera_bit # 画像のビット数

print("-------------------------------------------------")
# 取込む画像情報を表示
print(f"Capture Image Info: {capture_width} x {capture_height} x {capture_camera_bit}bit")
print("[Capture properties]")
# ボードに設定されている値一覧を表示
print(capture.get_acapy_properties_text())

# **************************************************************
# CameraControlクラスのインスタンス(カメラの設定を行う)
# **************************************************************
# AcaPyクラスオブジェクトからCameraControl用クラスをインスタンスする
camera = cam.CameraControl(capture)

# カメラの設定例(set_value(設定値の文字列, 値)を指定して設定)
ret = camera.set_value('Width', 640)
ret = camera.set_value('Height', 480)
# Commandの実行例(set_value(設定値の文字列))、設定値のカメラへの保存例
#ret = camera.set_value('UserSetSave')

# カメラ設定値の取得例(get_value(設定値の文字列)を実行して取得)
ret, camera_width, value_info = camera.get_value('Width')
ret, camera_height, value_info = camera.get_value('Height')
ret, camera_pixelformat, value_info = camera.get_value('PixelFormat')

print("-------------------------------------------------")
# カメラの画像情報を表示
print(f"Camera Image Info: {camera_width} x {camera_height} x {camera_pixelformat}")
print("[Camera setting]")

# カメラに設定されている値一覧を表示
print(camera.get_camera_category_feature_text())

# **************************************************************
# 画像の取込
# **************************************************************
ret, img = capture.snap()
if ret == acapy.AcaPy.OK:
    # 画像が取得できたとき
    print(img)

capture.dispose() # AcaPyクラスのリソースの解放

Constructors

AcaPyクラスのインスタンスからCameraControlクラスをインスタンスします。

def __init__(self, acapy_obj : acapy.AcaPy, visibility : Visibility = Visibility.Invisible, serial_read_wait_time : float = 0):

パラメータ

名前 説明
acapy_obj acapy.AcaPy AcaPyクラスオブジェクトを指定します。
visibility Visibility ユーザーレベルを指定します。
serial_read_wait_time float シリアル通信の受信完了までの待ち時間を秒で指定します。

Properties

Properties Descriptoin Get/Set
serial_read_wait_time シリアル通信の受信完了までの待ち時間(Sec)を取得・設定します。 ●/●

Methods

Methods Descriptoin
get_camera_category_feature_text(visibility, description_enabled) カメラに設定されている値一覧のテキストを取得します。
get_camera_feature_list(visibility) カメラに設定されている値一覧をリストで取得します。
get_value(value_name : str) カメラから値を取得します。
set_value(value_name, value) カメラに値を設定します。
serial_read(asc, time_out, buffer_size, end_str) カメラから値を受信します。
serial_write(write_command, asc, start_str, end_str) カメラに値を送信します。

get_camera_category_feature_textメソッド

カメラに設定されている値一覧のテキストを取得します。

def get_camera_category_feature_text(self, visibility : Visibility = None, description_enabled : bool = False) -> str:

パラメータ

名前 説明
visibility Visibility ユーザーレベルを指定します。
指定しない場合CameraControlクラスのインスタンス時に指定したvisibilityが適応されます。
description_enabled bool 設定値の説明を含める(True)か含めない(False)かを指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret str カメラ設定値一覧のテキスト

get_camera_feature_listメソッド

カメラに設定されている値一覧をリストで取得します。

def get_camera_feature_list(self, visibility : Visibility = None) -> List[ValueInfo]:

パラメータ

名前 説明
visibility Visibility ユーザーレベルを指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret List[ValueInfo] カメラ設定値一覧のリスト

get_valueメソッド

カメラから値を取得します。

def get_value(self, value_name : str) -> Tuple[bool, Union[int, float, str, bool, None], Union[ValueInfo, None]]:

パラメータ

名前 説明
value_name str 設定値名(Feature)を指定します。

戻り値

(ret, value, value_info)

名前 説明
ret bool 成功時: True
失敗時: False
value Any カメラから取得した設定値
value_info ValueInfo 設定値情報

set_valueメソッド

カメラに値を設定します。

設定値が Command の場合、value_nameのみを指定してください。(valueは指定しない)

def set_value(self, value_name : str, value : Union[int, float, str, bool, None] = None) -> bool:

パラメータ

名前 説明
value_name str 設定値名(Feature)を指定します。
value Any 設定する値を指定します。

戻り値

ret

名前 説明
ret bool 成功時: True
失敗時: False

serial_readメソッド

シリアル通信コマンドの受信を行います。 受信はデータが空になるまで、stop_bitになるまで、タイムアウトになるまで行われます。

AcapLib2のAcapSerialRead()関数相当

def serial_read(self, asc : bool = True, time_out : int = 100, buffer_size : int = 511, end_str : Union[str, None] = None) -> Tuple[int, str, int]:

パラメータ

名前 説明
asc bool シリアルに読込む(受信)文字のコードをASCIIにするかどうかを指定します。
False: 16 進数(HEX)表記
True: ASCII
time_out int 受信したデータバッファの最後尾が、終端文字列と一致するまでのタイ ムアウト時間[mSec]を指定します。
buffer_size int コマンド文字列格納バッファのサイズを指定します。
end_str int コマンドの終端文字列を指定します。

戻り値

(ret, read_command, read_bytes)

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0
read_command str 受信した文字列
read_bytes int 受信したデータのバイト数

serial_writeメソッド

指定した文字コードでコマンドの書込み(送信)を行います。 AcapLib2のAcapSerialWrite()関数相当

def serial_write(self, write_command : str, asc : bool = True, start_str : Union[str, None] = None, end_str : Union[str, None] = "\r") -> int:

パラメータ

名前 説明
write_command str シリアルに送信するコマンド
asc bool シリアルに書込む(送信)文字のコードをASCIIにするかどうかを指定します。
False: 16 進数(HEX)表記
True: ASCII
start_str str asc がTRUE の場合に指定できます。
コマンドの開始文字列(ASCII 表記)
使用しない場合は「None」を指定して下さい
end_str str asc がTRUE の場合に指定できます。
コマンドの終端文字列(ASCII 表記)
使用しない場合は「None」を指定して下さい

戻り値

ret

名前 説明
ret int 成功時: 1
失敗時: 0

Enum

Enum Descriptoin
AccessMode 設定値のアクセスモードを設定します。
FeatureType カメラ設定値の種類を設定します。
Visibility カメラ設定のユーザーレベル(表示レベル)を設定します。

AccessMode列挙型

設定値のアクセスモードを設定します。

フィールド

名前 説明
NI b'NI' 未実装
NA b'NA' 使用不可
WO b'WO' 書込のみ
RO b'RO' 読込のみ
RW b'RW' 読込・書込可

FeatureType列挙型

カメラ設定値の種類を設定します。

フィールド

名前 説明
Value 0
Base 1 ベース
Integer 2 整数型
Boolean 3 ブーリアン型
Command 4 コマンド
Float 5 小数型
String 6 文字列
Register 7 レジスタ
Category 8 カテゴリ
Enumeration 9 列挙型
EnumEntry 10 列挙項目

Visibility列挙型

カメラ設定のユーザーレベル(表示レベル)を設定します。

フィールド

名前 説明
Beginner 0 初心者
Expert 1 エキスパート
Guru 2 グル
Invisible 3 不可視(すべて表示を含む)
_UndefinedVisibility 99 未設定

Dataclass

ValueInfo class

設定値情報

名前 初期値 説明
category str '' category名
(get_camera_category_feature_text()メソッド使用時のみ設定します)
name str '' feature名
value str '' 設定値
description str '' featureの説明
type FeatureType FeatureType.Value featureの種類
access_mode AccessMode AccessMode.NI アクセスモード
enum_list list enum一覧
min float 0.0 最小値
max float 0.0 最大値
increment float 0.0 最小設定分解能

GraphicsBox Class

tkinterのCanvasクラスを継承した、tkinter用画像表示ウィジェットとなります。

Constructors

Constructors Descriptoin
GraphicsBox(parent, option = value, ...) option設定はTkinterのCanvasクラスと同じ

Properties

Properties Descriptoin Get/Set
affine_matrix 画像表示に使用している3x3のアフィン変換行列を取得・設定します。 ●/●
bright_enabled 輝度値の表示(True)/非表示(False)の設定を取得・設定します。 ●/●
cross_beam_color プロファイル用十字線の色を取得・設定します。 ●/●
disp_scale 画像表示倍率を取得します。 ●/-
grid_color グリッド線の色を取得・設定します。 ●/●
grid_disp_scale グリッド線を表示する画像の最小倍率を取得・設定します。 ●/●
grid_enabled 画像拡大時のグリッド線の表示(True)/非表示(False)の設定を取得・設定します。 ●/●
max_scale 画像の拡大時の最大倍率を取得・設定します。 ●/●
min_scale 画像の縮小時の最小倍率を取得・設定します。 ●/●
profile_enabled プロファイルの表示(True)/非表示(False)の設定を取得・設定します。 ●/●
profile_hight プロファイルグラフの高さを取得・設定します。 ●/●
profile_x プロファイルを表示するX座標(ウィジェットの座標)を取得・設定します。 ●/●
profile_x_color モノクロ画像時の横方向のプロファイルの線色を取得・設定します。 ●/●
profile_y プロファイルを表示するY座標(ウィジェットの座標)を取得・設定します。 ●/●
profile_y_color モノクロ画像時の縦方向のプロファイルの線色を取得・設定します。 ●/●
zoomup_direction 画像拡大時のホイールの回転方向を取得・設定します。
-1:下へ回転、1:上へ回転
●/●

Methods

Methods Descriptoin
dest_to_src_xy(xy) 現在の表示状態において、ウィジェット上の座標を画像上の座標へ変換します。
draw_image(image) PillowのImage形式もしくはnumpyのndarray形式の画像をGraphicsBoxへ表示します。表示可能なのは8bit,24bit,32bitの画像のみです。
redraw_image() 画像を再描画します。
reset_transform() 画像表示を初期状態(左上に等倍率)に戻します。
scale_at(scale, cx, cy) 指定した点を中心に拡大縮小します。
scale_transform(scale) 画像表示の相対倍率を指定し拡大縮小します。
src_to_dest_xy(xy) 現在の表示状態において、画像上の座標をウィジェット上の座標へ変換します。
translate(offset_x, offset_y) 画像表示位置を平行移動します。
zoom_fit(image_width, image_height) 画像の幅と高さを指定し、ウィジェット全体に画像を表示します。

dest_to_src_xyメソッド

表示している画像のウィジェット上の座標(ウィジェットの左上が原点)から、画像の座標へ変換します。

def dest_to_src_xy(self, xy : Tuple[float, float]) -> Tuple[float, float]:

パラメータ

名前 説明
xy Tuple[float, float] 表示している画像のウィジェット上のxy座標(ウィジェットの左上が原点)をfloat型のタプルで指定します。

戻り値

(x, y)

名前 説明
(x, y) Tuple[float, float] 画像上のxy座標がfloat型のタプルで取得されます。

draw_imageメソッド

画像データをウィジェットに表示します。 表示可能なのは8bit,24bit,32bitの画像のみとなります。

def draw_image(self, image : Union[Image.Image, np.ndarray]) -> int:

パラメータ

名前 説明
image Union[Image.Image, np.ndarray] 表示する画像データ
データはPillowのImageオブジェクトもしくはnumpyのndarrayオブジェクトとなります。
カラー画像の場合、R,G,Bの順で指定してください。

戻り値

id

名前 説明
id int tkinterのcreate_imageの戻り値を取得します。

redraw_imageメソッド

画像を再描画します。

def redraw_image(self):

reset_transformメソッド

クラス内部で使用している画像表示用アフィン変換行列をセット(単位行列にする)します。 リセット後に画像を表示すると、画像はウィジェットの左上に等倍(倍率が1)で表示されます。

def reset_transform(self):

scale_atメソッド

指定した座標(ウィジェットの座標)を中心に画像を拡大縮小します。

def scale_at(self, scale:float, cx:float, cy:float):

パラメータ

名前 説明
scale float 画像の表示倍率を指定します。
倍率は現在の表示状態からの相対倍率となります。
cx float 拡大縮小の基点となる x 座標(ウィジェットの座標)を指定します。
cy float 拡大縮小の基点となる y 座標(ウィジェットの座標)を指定します。

scale_transformメソッド

原点(ウィジェットの左上)を中心に画像を拡大縮小します。

def scale_transform(self, scale:float):

パラメータ

名前 説明
scale float 画像の表示倍率を指定します。
倍率は現在の表示状態からの相対倍率となります。

src_to_dest_xyメソッド

表示している画像上の座標から、ウィジェット上の座標へ変換します。

def src_to_dest_xy(self, xy : Tuple[float, float]) -> Tuple[float, float]:

パラメータ

名前 説明
xy Tuple[float, float] 表示している画像上のxy座標をfloat型のタプルで指定します。

戻り値

(x, y)

名前 説明
(x, y) Tuple[float, float] ウィジェット上のxy座標がfloat型のタプルで取得されます。

translateメソッド

画像の表示位置を指定した大きさ(ウィジェット上の距離)で平行移動します。

def translate(self, offset_x : float, offset_y : float):

パラメータ

名前 説明
offset_x float 画像のX方向の移動量をウィジェット上の距離で指定します。
offset_y float 画像のY方向の移動量をウィジェット上の距離で指定します。

zoom_fitメソッド

画像全体がウィジェット全体に表示されるように表示位置、倍率を調整します。

def zoom_fit(self, image_width : int, image_height : int):

パラメータ

名前 説明
image_width int 画像の幅の画素数を指定します。
image_height int 画像の高さの画素数を指定します。

Changelog

Ver.1.1.0

モジュール バージョン 備考
acaplib2 Ver.1.1.0 CXP対応に伴う変更
AcapLib2 Ver.8.2.0対応
acapy Ver.1.1.0 CXP対応に伴う変更
AcapLib2 Ver.8.2.0対応
cameracontrol Ver.1.1.0 初版(新規追加)
graphicsbox Ver.1.1.0

【主な変更内容】

  • AcapLib2のバージョンアップ(Ver.8.2.0)に伴うCoaXPressボード対応の修正
  • コールバック関数の対応

【acapy変更点】

  • 関数名の変更 ・refrect_param() から reflect_param() へ変更

  • 下記、メソッドの追加

    get_bit_assign_ex(), get_camera_category_feature_list(), get_camera_feature_info(), get_camera_property_list(), get_last_error_ex(), get_acapy_properties_text(), regist_frame_end_callback(), regist_grab_end_callback(), regist_gpin_callback(), regist_overwrite_callback(), regist_timeout_callback(), regist_device_alm_callback(), get_enable_board_ch_list(), set_bit_assign_ex(), dispose()

  • 以下、メソッドの削除

    print_acapy_values()

  • 下記、構造体の追加

    ACL_CAM_FEATURE_INFO, ACL_CAM_PROPERTY_LIST, ACL_CAM_FEATURE_LIST, ACAPERRORINFOEX

  • 以下、プロパティの追加

    connection_num, data_mask_ex, debug_print_enabled, encoder_rlt_all_count, encoder_rlt_count, external_trigger_polarity, fan_rpm, port_a_assign, port_b_assign, port_c_assign, port_d_assign, port_e_assign, port_f_assign, port_g_assign, port_h_assign, port_i_assign, port_j_assign, serial_read_wait_time, tag, alarm_status, cxp_camlink_timeout, cxp_bdlink_timeout, freq_d, freq_e, freq_f, freq_g, freq_h, freq_opt1, freq_opt2, freq_opt3, freq_opt4, freq_opt5, freq_opt6, freq_opt7, freq_opt8, freq_ttl3, freq_ttl4, freq_ttl5, freq_ttl6, freq_ttl7, freq_ttl8, tap_direction9, tap_direction10, cxp_phy_error_count, frame_no, line_no

  • 以下、プロパティの削除

    cxp_acquision_start_address, cxp_acquision_start_value, cxp_acquision_stop_address, cxp_acquision_stop_value

  • バグ修正

    ・read_frames()メソッドにおいて、grab_start()メソッドの初回起動時に不要なoverwriteのワーニングが発生してしまうのを修正

【cameracontrolクラスの新規追加】

カメラパラメータの取得/設定用クラスの新規追加 本バージョン(Ver.1.1.0)においては、CoaXPressカメラのみ対応

【graphicsbox変更点】

ソースコード上のワーニング修正

【acaplib2(AcapLib2関数定義ファイル)変更点】

  • CoaXPressボードにてカメラパラメータの取得/設定をサポート

  • 下記、関数の追加

    AcapSerialWriteBinary(), AcapSerialReadBinary(), AcapGetCameraCategoryFeatureList() AcapGetCameraFeatureInfo(), AcapGetCameraPropertyList(), AcapGetLastErrorCodeEx() AcapRegistCallback()

  • 下記、構造体の追加

    ACL_CAM_FEATURE_INFO, ACL_CAM_PROPERTY_LIST, ACL_CAM_FEATURE_LIST, ACAPERRORINFOEX

  • 下記、定数の追加

    ACL_PORT_A_ASSIGN, ACL_PORT_B_ASSIGN, ACL_PORT_C_ASSIGN, ACL_PORT_D_ASSIGN, ACL_PORT_E_ASSIGN, ACL_PORT_F_ASSIGN, ACL_PORT_G_ASSIGN, ACL_PORT_H_ASSIGN, ACL_PORT_I_ASSIGN, ACL_PORT_J_ASSIGN, ACL_DATA_MASK_EX, ACL_EXT_POL, ACL_DATA_MASK_EX, ACL_CXP_ACQUISITION_CONTROL, ACL_EXT_POL, ACL_CXP_CONNECTION_NUM, ACL_CXP_TAPGEOMETRY, ACL_CXP_STREAM1_ID, ACL_CXP_STREAM2_ID, ACL_CXP_STREAM3_ID, ACL_CXP_STREAM4_ID, ACL_CXP_STREAM5_ID, ACL_CXP_STREAM6_ID, ACL_CXP_CAMLINK_TIMEOUT, ACL_CXP_BDLINK_TIMEOUT, ACL_ALM_THERMAL, ACL_ALM_FAN, ACL_ALM_FPGA_TEMP, ACL_ALM_BOARD_TEMP ACL_CXP_TAPGEOMETRY_1X_1Y, ACL_CXP_TAPGEOMETRY_1X_2YE_SINGLE, ACL_CXP_TAPGEOMETRY_1X_2YE_MULTI, ACL_FREQ_E, ACL_FREQ_F, ACL_FREQ_G, ACL_FREQ_H, ACL_ALARM_STATUS, ACL_FAN_RPM, ACL_INT_DEVICE_ALM, ACL_3300_INTERNAL_GEN_LIBRARY_ERROR, ACL_GET_CAMERA_ACCESS_ERROR, ACL_CAMERA_ACCESS_ERROR, ACL_NOT_SUPPORT_ERROR, ACL_3400_ERROR_ID, ACL_36124_ERROR_ID, ACL_3666_ERROR_ID, ACL_36121_ERROR_ID, ACL_BD_ERR_K_CODE_CAL, ACL_BD_ERR_STREAM_SIZE, ACL_BD_ERR_DP_END, ACL_BD_ERR_DP_START, ACL_BD_ERR_DP_DUP, ACL_BD_ERR_PACKET_LOSS, ACL_BD_ERR_CMD_ACK_FIFO_O, ACL_BD_ERR_IMD_FIFO_U, ACL_BD_ERR_IMD_FIFO_O, ACL_BD_ERR_IMH_FIFO_U, ACL_BD_ERR_IMH_FIFO_O, ACL_BD_ERR_STREAM_FIFO_O, ACL_BD_ERR_DISPARITY, ACL_BD_ERR_8B10B_CODE, ACL_BD_ERR_STRAM_CRC, ACL_BD_ERR_ACK_CRC, ACL_BD_ERR_ENC_LINE, ACL_BD_ERR_ENC, ACL_BD_ERR_FRAME, ACL_BD_ERR_LINE, ACL_BD_ERR_SCAN, ACL_CXP_PHY_ERROR_COUNT, ACL_FRAME_NO, ACL_LINE_NO


Ver.1.0.0

モジュール バージョン 備考
acaplib2 Ver.1.0.0 初版
AcapLib2 Ver.7.3.0のみ対応
acapy Ver.1.0.0 初版
AcapLib2 Ver.7.3.0のみ対応
graphicsbox Ver.1.0.0 初版

初版

Project details


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